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【夏の注意点】アイスリングの捨て方と排水口へ流してはいけない理由【水道職人:公式】


アイスリングは、首元を冷やす暑さ対策グッズの一つです。
冷凍庫や冷蔵庫で冷やして繰り返し使用できる製品もあるため、通勤、通学、屋外作業、買い物、お子様との外出などで重宝する方も多いでしょう。
 
便利な反面、破れたり、内容物が漏れたりしたとき、捨て方に迷うことがあるのではないでしょうか。
中身が液体のように見えるため、排水口やトイレへ流してよいのではないかと考える方もいるかもしれません。
 
実は、アイスリングは、製品ごとに中身や外装素材が異なるため、自己判断で切ったり、中身を流したりせず、自治体の分別ルールに従って処分することが大切です。
 
この記事では、アイスリングの捨て方と、排水口へ流してはいけない理由、水まわりトラブルを防ぐための注意点を紹介します。
 

アイスリングは何でできているのか


  • アイスリングを安全に処分するには、まず製品の特徴を知っておくことが必要です。
     
    アイスリングの中には冷たさを保つための素材が入っています。
    アイスリングやクールリングと呼ばれる製品には、PCMと呼ばれる相変化材料(そうへんかざいりょう)が使用されているものがあります。
    PCMとは、一定の温度で固まったり溶けたりしながら、首元を冷やすための素材です。
     
    アイスリングは製品によって内部の素材や外装の素材が異なるため、すべてのアイスリングを同じ方法で捨てることはできません。
     
    アイスリングの外装や内容物は、製品によって異なります。
    鋭利なものに触れたり、強い力が加わったりすると、外装が傷ついて内容物が漏れる場合があります。
    処分前には、破れや液漏れがないか確認しておきましょう。
     

アイスリングの基本的な捨て方


  • アイスリングを処分するときは、まず住んでいる自治体のごみ分別を確認してください。
    可燃ごみ、不燃ごみ、プラスチックごみなど、扱いが地域によって異なる場合があるためです。
     
    基本的な処分の手順は次の通りです。
     

    1. 製品の破れや液漏れがないか確認する
    2. 外箱や説明書に素材表示が残っていないか見る
    3. 自治体のごみ分別検索で確認する
    4. 中身を出さず、自治体が指定する方法で処分する
    5. 指定されたごみの日に出す

     

    処分時に大切なのは、中身を取り出そうとしないことです。
    中身を確認するために切ると、液体やジェル状の成分が手や床に付くことがあります。
    また、外装の破片が排水口やトイレに入り込むと、詰まりの原因になる恐れがあります。
     
    分別に迷う場合は、製品名や外装の素材、内容物の表示を自治体へ伝えて確認するとスムーズです。
     
    関連記事:2階のトイレを流すと1階のトイレで逆流!つまりが原因?対処方法をご紹介!


     

中身を排水口やトイレへ流してはいけない理由


  • アイスリングの中身は、水のように見えても、排水口へ流さないでください。
    アイスリングに使用されているPCMは、一定の温度以下になると液体から固体へ変化する性質があります。
    流した内容物が配管内で冷えて固まると、水のように流れず配管内に残り、排水の流れを妨げる恐れがあります。
     
    さらに、髪の毛や石けんカスなどの汚れがすでに溜まっている場合は、詰まりの原因になる可能性もあるでしょう。
     
    くわえて、製品によって内容物や処分方法が異なるため、中身を取り出さず、製品の注意表示と自治体の分別ルールに従って処分してください。
     
    また、切断した際に出た外装片が排水口へ入ると、異物として引っかかり、排水不良につながる恐れがあります。
     
    同様に、トイレにも流さないでください。
    トイレは、アイスリングの内容物や外装片を処分する場所ではありません。
    外装片などの固形物が排水路の途中で引っかかると、排水不良や逆流につながる恐れがあります。
     
    参照:ちょっと注目『保冷剤を上手に使う』┃一般社団法人 日本化学工業協会
     

破れたアイスリングの捨て方


  • アイスリングが破れて中身が漏れた場合は、慌てて水で流すのではなく、まず拭き取ってから処分しましょう。
    床や洗面台に付いた中身をそのまま流すと、排水口へ入り込む可能性があるためです。
     
    処分方法は次の通りです。
     

    1. お子様やペットが触れない場所へ移動させる
    2. 製品の注意表示を確認し、必要に応じてゴム手袋やキッチンペーパーを用意する
    3. 漏れた中身をキッチンペーパーで拭き取る
    4. 拭き取ったキッチンペーパーをビニール袋へ入れる
    5. 破れた本体も中身が漏れないよう袋へ入れる
    6. 自治体の分別に従って処分する
    7. 床や洗面台を水拭きしてベタつきを残さない

     

    破損した本体は洗面台や浴室で洗わず、内容物が広がらないよう袋へ入れてください。
    細かな外装片がある場合は先に拾い、自治体の分別ルールに従って処分しましょう。
     
    内容物が皮膚に付いたり目に入ったりした場合は、製品の注意表示に従って水で洗い流してください。
    異常が現れた場合は、医療機関やメーカーへ相談しましょう。
     
    関連記事:アイスリングの正しい捨て方は?中身は有害?正しい処分方法について解説


     

アイスリングの使用を中止する目安


  • アイスリングは、製品によって使用を中止する目安が異なります。
    ただし、破れや内容物の漏れがある場合は使用を中止し、製品の注意表示と自治体の分別ルールに従って処分してください。
     
    確認したい状態は次の通りです。
     

    • 外装に破れや深い傷がある
    • 内容物が漏れている
    • 製品の注意表示で使用中止の対象となる異常がある

     
    PCMが固まることや、固体と液体の変化に伴って多少形が変わることは、製品の特性である場合があります。
    それだけで寿命と判断せず、製品の説明書やメーカーの案内を確認しましょう。
     
    とくに、お子様が使用するものは、噛んだり、強く引っ張ったりすることで外装に負担がかかる場合があります。
    表面に深い傷や破れがある場合は使用を中止してください。
    保管するときは、重いものの下や鋭利なものの近くに置かないようにしましょう。
     


  • アイスリングは暑さ対策に便利な一方で、捨て方を誤ると水まわりトラブルにつながる恐れがあります。
    中身が液体のように見えても、排水口やトイレへ流すのではなく、中身を出さずに自治体の分別ルールに従って処分することが基本です。
    万が一破れた場合も、水で流して片付けるのではなく、キッチンペーパーなどで拭き取り、袋に入れて処分しましょう。
     
    もし誤って内容物や外装片を排水口へ流したあと、流れが悪い、ニオイがする、水が戻るなどの症状が出た場合は、無理に水を流し続けないでください。
    外装片などの異物が排水口や排水管に残っている可能性があるため、水まわりの不具合が続くときは、「かながわ水道職人」へお気軽にご相談ください。
    排水口や排水管の状態を確認し、ご家庭で安心して水まわりを使用できるよう、状況に合わせた点検や修理をご提案いたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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