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水道メーターから水漏れ?発見したら早めに対処しよう!

水道メーターから水漏れを発見してしまい、どうやって対処したらよいのか困った経験はありませんか?室内で発生することがある水漏れは、水道メーターでも発生する可能性があるため気をつけなければなりません。

 

しかし、水道メーターは普段目にしない場所にもなるため、水漏れが発生しても気づきにくいのが難点です。では、具体的にどのようなポイントを押さえて対処すればよいのでしょうか?そこで今回は、水道メーターから水漏れした際の早めの対処方法について解説します。

水道メーターの水漏れを判断する方法

  • 水道メーターには数字盤を始め、10リットルと1リットルの針とパイロットが設置されています。数字盤や水量の針は、主に水道料金の算出に使用され、前回の検針日で計算された数値と今回の検針日で計算された数値の差額で水道料金が決まっています。

    そのため、問題なく水道を使用している場合も水漏れが発生している場合でも、この算出方法で水道料金を把握できます。しかし、水を使用していないタイミングでパイロットが動いていると、どこかで水漏れが発生していると考えられます。

    このパイロットが動いてしまう現象は、自宅の水道を使用している時ではなく、蛇口をすべて閉めた際に発生することで水漏れの可能性を判断するものなので、水道の検針の担当者でなくても、自分で確認することも可能です。

    そのため、水の出方に違和感を覚える場合やいつもより水の出る量が少ないなどと感じた際には、水道メーターのパイロット部分に注目して確認してみましょう。

水漏れが特定できない場合どうする?

  • 水漏れは、突然発生する可能性が高いトラブルなので、事前に対策や予測が立てにくいのが難点です。そこで、水漏れしている原因がわからない場合に取る行動をいくつか押さえておくことで、自力で水漏れに対して応急処置ができます。

    ただし、手順をしっかり押さえておかないと、より水漏れの症状が悪化してしまう恐れが考えられるため、正しい手順を理解しておきましょう。

    では、主にどのような行動を取ればよいのでしょうか?ここでは、水漏れが特定できない場合の対応方法について解説します。

    ■水漏れしている場所にタオルを巻いておく
    水漏れが発生しているだろうと考えられる場所には、タオルを巻いておく方法が効果的です。水漏れの場所が明確になっていれば、補修テープなどで応急処置ができますが、結露で水道管が濡れている場合、どこから漏れているのかわからないケースも多くあります。

    そのため、少し大きめのタオルを用意しておき、補修テープの代わりにきつく巻きつけておくことで、広範囲の水漏れをカバーできる可能性があります。

    ただし、タオルが水分を吸い上げきってしまうと、またその場から水漏れが発生してしまうため、複数のタオルを準備しておきましょう。

    さらに、タオルで巻きつけておく際には、周囲の壁や床への浸水にも注意しましょう。床や壁にタオルを敷いて養生しておくのも効果的ですが、受け皿や新聞紙といった方法もおすすめです。

    水が染み込んでしまうと、腐食や劣化の原因になり、水漏れを対処すること以上の手間がかかってしまうため気を付ける必要があります。

    ■止水栓や水道の元栓を閉めておく
    各水回りに設置されている止水栓を閉めておくことで、一時的に水の通り道を遮断して応急処置ができます。

    特に必要な道具も必要ないので、もっとも手軽で簡単にできる方法ではありますが、水道の元栓を閉めてしまうと家中の水道がストップしてしまうため、生活に大きな悪影響を及ぼしてしまう場合は、充分注意して閉めるようにしましょう。

    ■ネジやナットを締め直しておく
    自宅の水回りには、排水管の繋ぎ目にネジやナットが接続されています。実際に水道メーターではなく、ネジやナットから水漏れが発見できれば対処がスムーズにできますが、微々たる水漏れの場合は気づかないことも多くあります。

    そこで、レンチやスパナなどの工具を使用して各接続部分を締め直すことで、一時的に水漏れを対処できるかもしれません。

各水回りの水漏れをチェック!

  • 水道メーターから水漏れが発生していることが確認できたら、自宅の各水回りを順番にチェックしていきましょう。

    各水回りの水漏れをチェックする際は、必ず蛇口をしっかり閉めてから確認することが大切です。自宅の庭に水栓がある場合は、屋内の水回りと同様に確認しましょう。

    では、主にどの部分に注目して確認すればよいのでしょうか?ここでは、各水回りの水漏れをチェックする方法について解説します。

    ■トイレの水漏れを確認
    トイレにおいて初めにチェックすべき部分は、便器の内部です。レバーをひねっていないのに水が便器内を流れている場合は、トイレで水漏れが発生している可能性が考えられます。

    確認すべきポイントは、バルブやトイレタンクの内部です。止水栓を閉めることで水漏れを対処することもできますが、具体的にはトイレタンク内のパーツの交換が必要になるため、適合するパーツを事前に調べて準備しておきましょう。

    ■洗濯機の水漏れを確認
    洗濯機における水漏れは、排水ホースから発生するケースが多く、洗濯機と蛇口を繋いでいる接続部分で起こりやすい症状です。

    排水ホース自体が劣化して水漏れを発生させている可能性も考えられるため、長さとサイズを確認して、新品のホースと交換しましょう。

    ■お風呂場の水漏れを確認
    お風呂場の水漏れは、シャワーヘッドや蛇口から発生する可能性が高く、経年劣化や接続部分の緩みが原因と考えられます。

    シャワーヘッドは、新品と交換するだけで対処できますが、蛇口の場合は、パッキンの交換やナットの締め直し、さらに種類によってはカートリッジの交換も必要になります。

    蛇口の根元から水漏れが発生している場合は、蛇口本体を交換しないと解消できない可能性が考えられます。

    ■キッチンの水漏れを確認
    キッチンの水漏れは、お風呂場と同様に蛇口周りで発生しやすいほか、シンクの下の排水管で発生しているケースも考えられます。

    接続部分の緩みであれば、工具で締め直すだけで対処できますが、パッキンやカートリッジなどの消耗品が原因の場合は、新品のパーツに交換する必要があります。

    ■庭の水栓の水漏れを確認
    庭に水栓が設置されている場合は、シャワーホースやシャワーヘッドを中心に水漏れを確認しましょう。また、蛇口の根元から水漏れが発生していないかも同時に確認しましょう。屋外のホースは紫外線などの影響によって劣化しやすいので注意が必要です。

まとめ

  • この記事では、水道メーターから水漏れした際の早めの対処方法について解説しました。水道メーターをチェックする習慣は、あまり身についていない人も多いのではないでしょうか?

    そのため、水漏れの疑いがある場合は、まず初めに水道メーターを確認して判断するようにしましょう。

    また、自宅の水回り周辺を隅々確認していくとかなりの時間を必要とします。防水テープやメンテナンスなどの日頃からできるお手入れを心がけておくことで、トラブル発生時の負担も軽減できます。

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