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コラム

水回り

水道工事にかかる時間はどのくらい?工事別の所要時間と対処法

 

突然の水漏れやトイレのつまりなど、水回りのトラブルは予期せぬタイミングで発生するものです。「早く直してほしい」という気持ちはあっても、「一体どれくらいの時間がかかるのか」という不安も同時に抱えてしまいます。

この記事では、水道工事の種類別にかかる時間の目安や、工事が長引く原因、自分でできる応急処置、そして専門家に依頼すべきケースについて詳しく解説します。水回りのトラブル対処にぜひ参考にしてください。

急な水道トラブルと時間の目安

  • 水道トラブルが発生したとき、多くの方が「どれくらいの時間で直るの?」「工事の間は水が使えないの?」といった不安を抱えます。水道工事にかかる時間は、トラブルの種類や規模によって大きく異なるため、一概には言えません。

  • 水回りトラブルの緊急度と不安要素

    水回りのトラブルは、生活に直結するため緊急性が高いものです。特に以下のような状況では早急な対応が求められます。

    ● 止まらない水漏れで床がびしょ濡れになっている
    ● トイレがつまって使用できない
    ● シャワーや蛇口から水が出なくなった
    ● 給湯器が故障して温水が使えない

    これらの状況では、「いつ復旧するか」という時間的な不安と「費用はいくらかかるのか」という経済的な不安が重なります。そのため、トラブルの種類別に所要時間の目安を知っておくことで、心の準備ができるでしょう。

  • 工事時間に影響する要因

    水道工事の所要時間には、以下のような要因が影響します。

    ● トラブルの種類と規模(軽微な漏水か大規模な配管破損か)
    ● 建物の構造や設備の状態(築年数や過去の修理歴)
    ● 部品の在庫状況(一般的な部品か特殊な部品か)
    ● 作業環境(狭い場所や高所など作業しづらい環境か)
    ● 必要な工具や機材(特殊な工具が必要か)

    また、マンションなど集合住宅では、管理組合への連絡や共用部分の工事許可取得など、手続き面での時間も考慮する必要があります。

工事内容別の所要時間目安

  • 水道工事の種類によって、所要時間は大きく異なります。主な工事内容別に時間の目安を解説します。

  • 蛇口交換:30分~2時間

    キッチンや洗面台の蛇口交換は、比較的短時間で完了する工事の代表例です。
    標準的な蛇口交換であれば、水を止めて古い蛇口を取り外し、新しい蛇口を取り付ける作業は30分~1時間程度で完了します。ただし、以下のような場合は時間がかかることがあります。

    ● 古い蛇口が長年の使用で固着している場合
    ● 作業スペースが狭く工具が使いにくい場合
    ● 配管に腐食があり追加の修理が必要な場合

    特に築年数の古い住宅では、蛇口本体だけでなく給水管の一部も交換する必要が生じることがあり、その場合は最大で2時間程度かかることもあります。

  • トイレのつまり除去:10分~3時間

    紙づまりなど軽度のつまりであれば、高圧ポンプやワイヤーブラシを使用して10分~1時間程度で解消できることが多いです。しかし、以下のようなケースでは時間がかかります。

    ● おもちゃや硬い異物がつまっている場合
    ● 複数箇所でつまりが発生している場合
    ● つまった部分の確認や解消のために便器の取り外しが必要な場合

    特に便器を取り外す必要がある場合は、取り外し作業、つまり除去、再設置、水漏れチェックなど一連の作業で2~3時間を要することも少なくありません。つまり具合が重度の場合は高圧洗浄車による対応が必要となり、日程調整を含めるとさらに時間がかかることもあります。

  • 水漏れ修理:15分~数日

    水漏れ修理は、漏水箇所や原因によって所要時間に大きな差があります。
    蛇口のパッキン交換や配管接続部のナット増し締めなど、比較的軽微な修理なら15~30分程度で終わることが多いです。一方、以下のような場合は時間がかかります。

    ● 床下や壁内の配管破損
    ● 複数箇所からの漏水
    ● 天井や壁の解体が必要な場合

    特に建物内部の配管破損では、漏水箇所の特定から始まり、場合によっては床材や壁を開口しなければなりません。その場合は、調査・修理・復旧工事を含めると数日かかるケースもあります。
    給水管全体の老朽化で複数箇所から漏水している場合は、配管の一部または全体の交換が必要となり、1日では終わらないことがほとんどです。

  • 給湯器交換:1~2日

    給湯器の交換作業は、比較的日数がかかる工事となります。
    同じ型式・同じ場所への交換であれば、半日~1日程度で完了することが多いです。ただし、以下のような場合は時間がかかります。

    ● 設置場所の変更が必要な場合
    ● ガス配管や給排水管の工事が伴う場合
    ● 新規の電気配線等の電気工事が必要な場合

    新しい給湯器への交換の際は、取り付け後の安全確認や試運転などを含めると1~2日の作業期間を見込んでおきましょう。ガス給湯器の場合、ガス工事の資格が必要なため、必ず専門業者に依頼し日程調整する必要があります。

  • 水道管工事:2週間~4ヶ月

    建物への水道管引き込み工事など、大規模な水道工事は長期間を要します。
    近隣に水道本管がある場合でも、申請から工事完了まで約2週間程度かかります。この期間には以下のプロセスが含まれます。

    ● 水道局への申請と承認(数日~2週間)
    ● 現地調査と工事計画
    ● 実際の接続工事(1日程度)

    水道本管から離れた場所への引き込みや、道路掘削が必要なケースでは、認可取得に時間がかかり、工期全体で最大4ヶ月程度要することも多いです。新築工事などでは申請作業に必要な期間を計画に組み込んでおく必要があります。

工事が長引くケースとその原因

  • 水道工事が予定より長引くのには、いくつかの要因があります。事前に把握しておくと心構えができるでしょう。

  • 部品の老朽化と固着問題

    古い水道設備では、部品の老朽化や固着が作業時間を延ばす主な原因です。
    長年使用された蛇口や配管は、サビや水垢によって部品が固着し、取り外しに通常の数倍の時間がかかることが珍しくありません。場合によっては専用の切断工具を使用する必要も生じ、工事時間が延びます。
    また、止水栓自体が劣化して完全に水を止められない状態だと、まず止水栓の交換から行わなければならず、予定外の作業時間が発生します。特に築30年以上の住宅で発生しやすい問題のため注意が必要です。

  • 想定外の不具合発見

    当初想定していた故障原因とは別の問題が見つかると、工事が長引くことがあります。
    例えば、「トイレの水が止まらない」というトラブルでフロートバルブの交換を予定していたところ、タンク内部にひびが見つかりタンク全体の交換が必要になるケースなどです。このような場合、追加の部品調達や作業が発生し、当初見積もっていた作業時間を超えることになります。
    このため、信頼できる業者は現場での詳細な調査を行い、潜在的な問題も含めた見積もりを提示します。事前の丁寧な調査が、想定外の作業時間延長を防ぐポイントです。

  • 二次被害の対応

    漏水が長期間放置されていた場合、周辺部材への二次被害が発生していることがあります。
    例えば、天井からの水漏れが続いていた場合、天井材や断熱材が湿気を含み、カビが発生していることがあります。このような場合、単なる配管修理だけでなく、被害箇所の補修や消毒、断熱材の全面交換などが必要となり、工事範囲と期間が拡大します。
    また、木造住宅の床下で長期間漏水していた場合、床組みの木材が腐食していることもあり、構造補強を含めた大規模修繕に発展するケースもあります。

  • 部品調達の遅延

    特殊な部品や生産終了品の修理では、部品調達に時間がかかりやすいです。
    例えば、輸入製の水栓金具や古い型式の給湯器部品は在庫がなく、取り寄せに数日から1週間以上かかることもよくあります。その間、工事が中断されてしまうため、全体の工期が延びてしまいます。
    また、既製品では対応できないカスタムメイドの部品が必要な場合も、製作期間を考慮する必要があります。事前に使用部品の在庫状況を確認しておくと、無用な待機時間を減らせるでしょう。

トラブル別・自分でできる応急処置

  • 水道トラブルが発生した際、業者を待つ間にできる応急処置を知っておくと便利です。ただし、あくまで一時的な対処法であることを理解した上で行いましょう。

  • 水漏れトラブルの応急処置

    水漏れを発見したら、まず被害拡大を防ぐための応急処置を施します。

    1. 該当箇所の止水栓や元栓を閉める
    2. 漏れた水をバケツや雑巾で受ける/拭き取る
    3. 可能であれば漏水箇所を特定する
    4. 応急処置用の防水テープ(自己融着テープ)があれば巻き付ける

    防水テープがない場合は、布やゴムシートを漏水箇所に当て、その上からビニールテープでしっかり固定するだけでも効果があります。また、ナットの緩みが原因の場合は、工具があれば慎重に増し締めを試みましょう。
    ただし、電気設備への漏水がある場合は、感電の危険があるため、まずブレーカーを落とし、安全を確保してから対処することが大切です。

  • トイレつまりの対処法

    トイレがつまった場合の応急処置は、以下の手順で行います。

    1. タンク横の止水栓を閉めて給水を止める
    2. ウォシュレットなどの電源がある場合はコンセントを抜く
    3. 目視で取り除ける異物があれば取り除く
    4. ラバーカップ(すっぽん)で圧力をかける

    ラバーカップがない場合は、底を切り取ったペットボトルを代用することも可能です。ゴム部分を排水口にしっかり密着させ、ゆっくり押してから勢いよく引く動作を繰り返します。
    紙づまりの場合は、ぬるま湯を使った方法も効果的です。50℃程度のお湯をバケツで静かに注ぎ、30分程度放置すると、紙がふやけて流れやすくなることがあります。

  • キッチン・排水口のつまり対策

    キッチンシンクや洗面台の排水口がつまった場合も、基本的な対処法はトイレと同様です。

    1. 水の使用を中止する
    2. 排水口のゴミ受けやトラップを外して清掃する
    3. ラバーカップで圧力をかける
    4. 市販のパイプ洗浄剤を使用する

    洗面台の場合、下部の排水トラップ(U字管)を外して内部のつまりを直接取り除くこともできます。バケツを下に置いて排水トラップを緩めれば、髪の毛や汚れを直接取り除けるため根本から改善できます。作業後は水漏れがないよう、しっかり締め直しましょう。
    なお、パイプ洗浄剤を使用した後にラバーカップを使うと、薬液が飛び散る危険があるため、順序には注意が必要です。

神奈川県でおすすめのホームセンター

  • 水道修理用品や工具を購入するなら、以下の神奈川県内のホームセンターがおすすめです。

  • カインズ横浜いずみ野店

    住所:神奈川県横浜市泉区和泉町6214-1
    営業時間:10:00~20:00(年中無休)
    大型ホームセンターで日用品から建築資材まで幅広く取り扱っています。工具の貸し出しサービスや24時間受取可能な「CAINZ PickUpロッカー」が設置されており便利です。

  • コメリハード&グリーン戸塚下郷店

    住所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町2531
    営業時間:9:00~19:30(年中無休)
    農業資材から日曜大工用品まで揃う郊外型店舗です。コンパクトながら必要十分な品揃えで、地域密着型店舗として多くの方が利用しています。

  • DCM久里浜店

    住所:神奈川県横須賀市舟倉1-1-35
    営業時間:9:00~20:00(年中無休)
    DCMグループ最大級規模の店舗です。プロ向け資材からインテリア、園芸用品まで幅広く展開しており、店内にはDIY工房スペースがある。

  • 島忠ホームズ新山下店

    住所:神奈川県横浜市中区新山下2-12-34
    営業時間:10:00~21:00(ホームセンター館)、資材館:月~土7:00~21:00、日9:00~21:00
    家具とホームセンターの複合店です。プロ向けの資材館は朝7時から営業し、木材カットサービスや工具レンタルも充実しています。

  • コーナン保土ケ谷星川店

    住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町2-13
    営業時間:9:30~21:00(※日祝は9:00開店)
    駅近(相鉄線星川駅徒歩3分)でアクセス良好な立地です。DIY用品やリフォーム資材に加え、生活雑貨や医薬品も取り扱っており、夜21時まで営業しています。
    各店舗とも駐車場を完備していますが、特に水道修理部品を求める場合は事前に在庫確認をすると確実です。

専門家に任せるべきケース

  • 水道トラブルの中には自力での対応が困難、あるいは法律上認められていないケースがあります。そのような場合は専門業者への依頼が必要です。

  • 法的に自分でできない工事

    日本の法律では、特定の水道工事は資格を持つ業者でなければ行えません。
    水道法では、給水装置工事(水道本管からの引き込みや給水管の新設・修繕など)は水道局指定工事店でなければ施工できないと定められています。また、ガス給湯器の設置・交換もガス工事士の資格が必要です。
    これらの法的規制は安全確保のためのものなので、該当する工事は必ず有資格者に依頼しましょう。無資格者の工事は違法となるだけでなく、万一事故が起きた場合に保険適用外となるリスクもあります。

  • 原因が特定できない漏水

    壁の中や床下からの水漏れ音がするのに場所が特定できない場合は、専門業者に依頼するべきです。
    プロの水道業者は、音聴棒や赤外線カメラなどの専門機器を使って、壁や床を壊さずに漏水箇所を特定する技術を持っています。素人が闇雲に壁や床を壊すのは費用面でも効率面でも得策ではありません。
    また、漏水箇所が特定できても、壁内や床下の作業は専門知識と経験がなければ困難ですので、専門家に依頼しましょう。

  • 配管・便器の破損

    配管やトイレ便器などが物理的に破損している場合は、部品交換や本格的な修理が必要です。
    水道管の破裂、便器のヒビ割れ、浴室の排水トラップ破損などは、一時的な応急処置では完全に修復できません。このような場合、適切な交換部品と専門工具が必要となるため、プロの業者に依頼するべきです。
    特に水道管の破裂は二次被害のリスクが高いため、応急処置で一時的に水を止めたら、速やかに専門業者に連絡しましょう。

  • マンションでの水漏れ

    マンションなど集合住宅での水漏れは、管理組合へトラブル報告と専門業者の手配以来が基本です。
    マンションの水漏れは以下の理由から専門家に任せるべきです。

    ● 共用部分か専有部分かの判断が必要
    ● 他の部屋への漏水被害が生じるリスク
    ● 管理規約で修繕方法が定められていることが多い
    ● 保険適用の可能性がある

    まずは管理会社に連絡し、指示を仰ぐことが大切です。管理会社から推薦される業者に依頼するか、自分で手配する場合は管理組合の承認を得た業者を選びましょう。

  • 水道工事は「かながわ水道職人」へおまかせ

    「かながわ水道職人」は、神奈川県全域で水道修理サービスを提供する水道局指定工事店です。
    私たちは水回りのトラブルに24時間365日いつでも受付対応いたします。年末年始やお盆休みも休まず営業しており、ます。お客様からのご連絡を受けてから最短30分から1時間ほどでスタッフが現地へ駆けつけ、迅速な対応を心がけております。
    当社では、お客様に安心してご依頼いただけるよう、作業前に必ず詳細な見積もりを提示し、ご納得いただいた上で修理作業を開始いたします。「見積もり無料」をお約束しているため、まずはお気軽にご相談ください。料金体系も「作業料金+出張費+材料費」と明確にしており、追加料金の心配はございません。
    お支払い方法も、現金だけでなく、各種クレジットカード、銀行振込、QRコード決済、コンビニ支払いなど、お客様のご都合に合わせてお選びいただけます。
    専門技術を持った自社スタッフが、原因究明から修理まで確実に行います。修理後には作業内容のご説明と再発防止のアドバイスもさせていただきます。
    水回りのトラブルは、ぜひ「かながわ水道職人」にお任せください。

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