もしかして水漏れ？水道メーターで確認する方法とは -かながわ水道職人 -神奈川県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水漏れを発見する手段として水道メーターを確認する方法があります。心当たりが無いのに水道代が高くなっている場合には、一度水道メーターを見てみましょう。家中の水道が使用されていない状態で、水道メーターが動いている場合は水漏れが疑われます。

水道メーターから水漏れを確認するために、まずは家中の蛇口を全て締めます。次にメーターボックス内の水道メーターを確認します。

メーターボックスは戸建の場合は屋外の敷地内に埋めてあり、マンションなど集合住宅の場合は玄関付近の配管スペースにメーター類がまとめて入っています。

水道メーターを発見したら、その中の円盤状の部品（パイロット）が回転しているかを確認します。

このパイロットと呼ばれる部品は、水の使用量と連動して回転速度が変わります。たくさん水を使用している場合には早く回転し、少量利用している場合には回転は、ゆっくりになります。

家中の蛇口を締めている場合、本来ならばパイロットは回転しません。しかし、配管のどこかが水漏れしている場合には家中の蛇口を締めていてもパイロットが回転している状態となります。

水漏れの程度が軽い、水漏れが少量の場合にはパイロットの回転はとてもゆっくりで変化が分かりづらいことがあります。その場合は、数分間観察を続けてみてください。

蛇口を締めた状態でもパイロットが回転していたら、次は水漏れの場所を探す作業に入ります。

水道メーターを観察することで、水漏れの有無はわかります。しかし、稀に水道メーターそのものから水漏れが起きている場合もあるのです。

水道メーターからの水漏れは水道のメーターボックス付近の道路が濡れていたり、メーターボックスそのものから水が溢れていたりすることで気づくことができます。

水道メーター付近で水漏れが起きている場合には、水漏れ箇所の特定が難しく、水漏れ部分が特定できたとしても修理のためには配管を繋ぎ変えたり、地域の決まりに則った仕様で修理したりしなければなりません。

これには、知識と技術が必要なため、はじめから専門の業者に依頼して早めに修理してもらうと良いでしょう。

水漏れの中には水道メーターからではわからない場所もあります。たとえば、給水管以外の箇所や排水管からの水漏れです。

給水管が通らない箇所の水漏れとは、壁・天井・家電（冷蔵庫）などで発生するものです。また、排水管からの水漏れ箇所の場合は蛇口を締めている間は水漏れが起きないため、水道メーターの動きからは水漏れ部分を特定することができません。

水漏れの多くは「部品の劣化」「水道管の詰まり」「配管や部品の破損」が原因で起こります。一般的に水漏れが起こりやすい箇所は日常的に使う場所であるため、トラブルを起こさないように日頃から確認し予防することが大切です。

日常的なチェック部分は給水管のつなぎ目が緩んでいないか、錆びるなど見た目の変化に注意します。また、排水管が詰まったり劣化したりするのを防ぐため、キッチンや洗面台などでは髪の毛や食材、油などを流さないよう注意しましょう。排水ネットの利用や油の使用後にお湯を流すことを習慣づけるなどで排水管の詰まりは予防出来ます。

ほかにも、シャワーや屋外の散水栓などでは手元で止水できるヘッドを使われている方は使用後に蛇口を締め忘れないように注意してください。手元止水の場合、蛇口が開いたままとなり、手元の止水栓に負荷がかかって劣化し水漏れが起こるケースがあります。

洗濯機の場合も同様です。毎回蛇口を締めていない場合は、洗濯機側の止水栓や給水ホースが劣化した場合、水漏れが起こるため、使用毎に蛇口を締めることで水漏れ予防になります。

水道メーターの動きから水漏れを確認することができます。

多くの場合、家中の蛇口を閉めた状態で水道メーターを数分間観察することで水漏れの有無がわかりますが、中には水道メーターに現れない水漏れ箇所もあるため注意しなければなりません。

また、水道メーターそのものの周辺から水漏れが起こる場合もありますので、水道の配管がある箇所全てで水漏れが起こる可能性があることを知っておくことで早めの対応が可能になるでしょう。

一方で、水漏れ箇所の特定が困難な箇所の場合は、専門業者に依頼する方が早く修理できる場合もあります。

覚えのない水道料金の請求が来たときは、まずはできる範囲で水漏れを確認し、自分では対処が難しいと判断した場合には早めに専門家の力を借りることで水漏れの被害を小さくすることができるでしょう。