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コラム

水回り

漏水調査にかかる費用の目安と放置するリスク

漏水は目に見える場所だけでなく、壁の中や床下、屋外の埋設管などでも発生します。水道代が急に高くなった、水を出していないのに水道メーターが動いている、床や壁が濡れているといった場合は漏水のサインです。

この記事では、漏水調査の費用の目安や調査の種類、漏水を見つけた際の応急処置、水道修理業者の選び方について紹介します。

漏水調査の費用相場

  • 漏水調査の作業費は以下の要素によって変わります。


    • 漏水箇所を目視で確認できるか
    • 床下や壁の中など見えない場所の調査が必要か
    • 音聴調査やトレーサーガス調査など専用機器を使用するか
    • 内装解体や復旧作業が必要か
    • 調査後に修理や部品交換が必要か

    目安として、かながわ水道職人では、漏水調査8,800円~、出張料金3,300円/出張1回でご案内しています(令和8年5月時点)。

    ただし、実際の金額は現地確認後のお見積りで確定します。詳しくは、当社ホームページのサービスと料金案内:その他トラブルページをご覧ください。



    【ケース別】漏水調査の費用を負担するのは誰?


    漏水調査の費用を誰が負担するかは、住まいの形態や漏水箇所によって異なります。賃貸住宅、分譲マンション、戸建て住宅でそれぞれ考え方が変わるため、自己判断で水道修理業者を手配する前に、管理会社や大家へ確認しましょう。


    賃貸住宅では、設備の経年劣化や建物側の不具合が原因であれば、管理会社や大家側の負担になる可能性があります。一方で、入居者が異物を流した、設備を破損させたなど、明らかな過失がある場合は入居者負担になるケースもあります。


    特に分譲マンションでは、専有部か共用部かによって負担者が変わるため確認が必要です。専有部の配管や設備が原因であれば区分所有者、共用部の配管や建物設備が原因であれば管理組合が負担することが一般的です。

漏水調査とは?

  • 漏水調査とは、建物や敷地内のどこで漏水が起こっているのかを調べる作業です。蛇口やトイレ、キッチン、洗面所、浴室など目に見える箇所だけでなく、壁の中や床下、屋外の埋設管などを確認する場合もあります。


    漏水は、濡れている場所がそのまま原因箇所とは限りません。天井にシミが出ていても、上階の給水管や排水管の故障、外壁からの雨水侵入など、複数の原因が考えられます。そのため、被害が広がる前に原因箇所を特定し、適切に修理することが肝心です。


漏水調査の種類

  • 漏水調査には複数の方法があります。以下で、具体例を確認していきましょう。



    漏水の基本調査


    漏水の基本調査は、水道メーターのパイロットや蛇口周り、トイレ、キッチン、洗面所、浴室、洗濯機周りなどを目視で確認します。


    家中の蛇口を閉めた状態でパイロットが動いている場合、水道メーターより宅内側のどこかで水が流れている可能性があります。その際は、各水回りの止水栓を1か所ずつ閉め、パイロットの動きが止まるか確認しながら、原因箇所を絞り込んでいきましょう。



    音聴調査


    音聴棒や専用機器を使用し、壁の中や床下、地中の配管などから発生する音を確認します。音聴調査は、配管から発生する漏水音を聞き取り、原因箇所を絞り込む方法です。


    ただし、周囲の生活音や機械音が大きい環境では、音だけで判断しにくいこともあります。よって、目視調査やメーター確認とあわせて進めることが一般的です。



    トレーサーガス調査


    トレーサーガス調査は、配管内に専用のガスを入れ、漏れ出したガスを検知して漏水箇所を探す方法です。


    この調査は、壁や床を大きく壊さずに行えるため、目視や音聴調査で特定しにくい場合に実施されることがあります。ただし、特殊機器を使用するため、基本調査より作業費が高くなることも少なくありません。調査範囲や建物の構造によって適した方法が変わるため、事前に作業内容と費用の目安を確認しましょう。



    内装解体調査


    内装解体調査は、最終確認や修理のために行われる場合があります。壁や床、天井などの一部を開け、配管や下地の状態を直接確認する調査です。


    ただし、この調査では復旧作業が必要になります。特にマンションや賃貸住宅では、管理会社や大家へ許可を取らずに進めると、費用負担や原状回復でトラブルが発生するおそれがあります。


漏水が起こっているサイン

  • 漏水は、はっきり水が噴き出していなくても発生しているケースがあります。小さなサインを見逃すと、水道料金の増加や建物の劣化につながるでしょう。


    ここでは、漏水が起こっているサインを一つずつ確認していきましょう。



    異音がする


    水を使用していないのに「シュー」「ポタポタ」「チョロチョロ」といった音がする場合は、配管やトイレタンク内で漏水している可能性が考えられます。音が聞こえる時間帯や場所を記録しておくと、調査時に原因を絞り込みやすくなるでしょう。



    水道料金が急に高くなった


    少量の漏水でも、長時間続くと使用水量が増え、水道料金に影響します。そのため、生活スタイルが変わっていないのに水道料金が急に高くなった場合も、漏水が疑われます。


    検針票や使用水量のお知らせを確認し、前回や前年同月と比べて大きく増えていないかを確認することが肝心です。



    水を出していないのにメーターのパイロットが回る


    家中の蛇口を閉め、トイレや洗濯機なども使用していない状態で水道メーターのパイロットが回る場合も、宅内のどこかで漏水している可能性があります。


    確認する際は、パイロットを1分程度じっくりと見てください。パイロットがゆっくりでも動く場合は、漏水の可能性が高いといえます。



    濡れている箇所がある


    濡れている箇所を見つけたら、写真を撮ってから水気を拭き取り、再び濡れるか確認してみてください。


    床や壁、天井、洗面台下の収納、キッチン下、トイレ周りなどが濡れていることも、漏水のサインです。透明でニオイがない場合は給水側、下水のようなニオイがする場合は排水側の不具合が考えられます。


漏水を放置するリスク

  • 漏水を放置すると、水道料金が高くなるだけでなく、建物や家財に被害が広がるおそれがあります。湿気が残ってカビやニオイの原因になり、床材や壁紙、下地材が劣化する可能性があるのです。


    また、集合住宅では階下や隣室へ水が広がり、損害賠償や保険対応が必要になる場合もあるでしょう。こうしたリスクを避けるためにも、漏水の原因を早めに確認し、適切に対処したいところです。


漏水を発見した際の応急処置

  • 漏水を見つけたら、被害の拡大を防ぐために応急処置を行うことが肝心です。ここでは、その手順を紹介します。



    手順1.止水栓を閉める


    漏水箇所が分かる場合は、その設備の止水栓を閉めます。トイレ、キッチン、洗面所などには個別の止水栓があることが多いため、該当箇所への給水を止められます。


    もし、止水栓の位置が分からない場合や、止水栓を閉めても水が止まらない場合は、水道メーター付近の元栓を閉めてください。ただし、古い止水栓は固着している場合があるため、無理に回さないよう注意しましょう。



    手順2.水分を拭き取る


    濡れたまま放置すると、床材や壁材が傷みやすくなり、カビやニオイの原因になります。水の流れを止めたら、床や壁、収納内に広がった水分を拭き取りましょう。


    なお、家電や延長コードに触れる際は、感電を避けるため、濡れた手で直接触れないようにしてください。



    手順3.被害の拡大を防止する


    漏水が続く場合は、バケツや洗面器で水を受け、家具や家電を濡れない場所へ移動します。


    天井から水が落ちている場合は、床にタオルやビニールシートを敷き、被害が広がらないようにしてください。また、集合住宅の場合は、管理会社や大家にも早めに連絡しましょう。


漏水調査を専門業者へ依頼するかどうかを判断するには

  • 自身で確認できる範囲は、水道メーターのパイロット、見える範囲の漏水、各水回りの止水栓までが限界です。床下や壁の中、天井裏、屋外の埋設管などは、自身で調査するのが難しい場所といえます。


    つぎのような場合は、水道修理業者へ依頼してみてください。


    • 水道メーターのパイロットが回っているが原因箇所が分からない
    • 壁や床、天井にシミや湿り気がある
    • 水道料金が急に高くなった
    • 止水栓を閉めても水が止まらない
    • 集合住宅で階下や隣室へ影響するおそれがある

    無理に壁や床を開けると、建物を傷めたり、費用負担のトラブルになる場合があります。特に賃貸住宅や集合住宅では、管理会社や大家へ連絡してから調査を進めましょう。


場所別に自身で漏水調査を行う方法

  • 漏水の有無は、自身でも見える範囲であれば確認できます。具体的には、以下の箇所であれば自身でも漏水調査を行うことが可能です。



    トイレ


    トイレでは、便器内に水が流れ続けていないか、タンク内から音がしないか、給水管や止水栓周りが濡れていないかを確認します。


    トイレタンクには内ぶたがあり、タイプによって取り外せるものと取り外せないものがあります。

    内部を確認する場合は取扱説明書に沿って、無理に外さないようにしてください。



    浴室


    浴室では、蛇口やシャワーホース、浴槽の排水栓、排水口周りを確認します。水を流した時だけ床が濡れる場合は、排水側の漏水やつまりが疑われます。


    ただし、浴槽下や壁の中から水が出ている場合は、自身で確認するのは困難です。また浴室の外側まで水が広がっている場合は、早めに水道修理業者へ相談しましょう。



    キッチン


    蛇口を使用した時に水が出る場合は給水側、排水時に水がにじむ場合は排水側の不具合が考えられます。


    キッチンでは、シンク下の収納を開け、給水管や排水管、排水トラップ、排水ホースを確認します。油汚れや食べカスが排水管内にたまると、排水不良や漏水につながるでしょう。



    洗面所


    洗面所では、洗面台下の給水管、排水管、シャワーホース付き水栓のホース部分を確認します。収納内が湿っている場合は、荷物を出して水気の場所を探しましょう。


    また、漏水だけでなく、排水の流れにも注目することがポイントです。



    洗濯機


    排水時だけ水が出る場合は、排水ホースの外れや排水口のつまりが疑われます。


    洗濯機周りでは、給水ホースや蛇口、ニップル、排水ホース、防水パン、排水口を確認します。洗濯機を動かす必要がある場合は、1人で無理に動かさないでください。



    屋外


    屋外では、散水栓や屋外蛇口、給湯器周り、地面の湿り、排水マスを確認します。晴れているのに地面が常に濡れている場合は、屋外配管での漏水が疑われます。


    なお、屋外の排水溝や排水マスに汚れがたまっていると、排水不良の原因にもなるでしょう。異臭や大量の水がある場合は、無理に作業を続けないでください。


漏水調査を頼む専門業者の選び方

  • 漏水調査を依頼する際は、料金の安さだけで判断しないことが肝心です。料金以外の要素としては、以下の内容を確認しましょう。



    水道局指定工事店かどうかを確認する


    水道局指定工事店とは、自治体から指定を受けた工事店です。水道局指定工事店かどうかは、給水装置に関わる工事を依頼する際の判断材料となります。


    そのため、依頼前には公式ホームページや自治体の一覧で、水道局指定の有無を確認してみましょう。



    費用相場を確認する


    お見積もりを確認する際は、調査費や出張費、機材使用料、修理費、部品代、内装復旧費が分かれているかを確認してください。


    あわせて、総額と作業範囲も確認しましょう。漏水調査は、基本調査や音聴調査、トレーサーガス調査、内装解体調査など、内容によって総額と作業範囲が変わります。



    口コミ・評判を確認する


    口コミや評判は、水道修理業者の対応や説明の分かりやすさを知る参考になります。ただし、口コミだけで判断せず、公式ホームページの会社情報、料金、施工実績もあわせて確認することが肝心です。


    また、問い合わせ時に、調査方法やお見積もりの内訳を丁寧に説明してくれるかどうかも、業者選びのポイントです。


水道料金が高くなっていた場合の対処法

  • 漏水によって水道料金が高くなった場合、自治体によっては条件を満たすと料金の一部が減額されることがあります。ただし、すべての漏水が対象になるとは限りません。


    地下配管や壁の中など、発見が難しい場所の漏水が対象になる一方で、蛇口の閉め忘れやトイレの故障など、目に見える範囲の漏水は対象外になる場合もあります。


    もし、水道料金が急に高くなった場合は、つぎの流れで対応してみてください。


    • 手順① 検針票や使用水量のお知らせで水道料金が増えた時期を確認する
    • 手順② 水道メーターのパイロットで漏水の有無を確認する
    • 手順③ 水道局指定工事店へ調査や修理を依頼する
    • 手順④ 修理内容が分かる書類や写真を保管する
    • 手順⑤ 自治体や水道局へ減額制度の対象になるか確認する

    制度の条件や必要書類は、自治体によって異なります。修理前に水道局へ相談しておくと、手続きに必要な情報を確認しやすくなるでしょう。


漏水調査はかながわ水道職人にお任せください

  • 漏水調査の作業費は、目視や音聴調査で済むのか、トレーサーガス調査や内装解体調査が必要なのかによって変わります。水道料金が急に高くなった、水を使用していないのに水道メーターのパイロットが回る、床や壁に濡れている箇所がある場合は、早めに原因を確認してみてください。


    かながわ水道職人では、神奈川県内でトイレやキッチン、お風呂、洗面所などの漏水やつまりに関する対応が可能です。

    漏水の原因が分からない場合や、自身で確認しても解決しない場合は、かながわ水道職人へご相談ください。365日24時間、いつでもお問い合わせを受け付けております。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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