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コラム

お風呂

シャワートラブルは何が原因?修理費用や予防策とあわせて解説

 

シャワートラブルが起きた場合、「どこに原因があるのか」「どう修理するべきなのか」「修理費用はいくらかかるのか」などをお悩みの方が多いでしょう。

シャワートラブルの原因によって、解決策や修理にかかる費用は異なるため、よく確認することが重要です。

そこで、今回は、シャワートラブルが発生したときの原因、解決策、修理費用などを解説します。

シャワーの不具合でお困りの際は、ぜひ参考にしてみてください。

 

よく起こるシャワー関係のトラブルと原因は?

 

よく起こるシャワー関係のトラブルとしては、以下の5つが挙げられます。

 

  • ●水圧が弱い
  • ●温度調整ができない
  • ●水漏れ
  • ●お湯が出るのに時間がかかる
  • ●使用途中で温度が変わる

 

水圧が弱い

よく起こるシャワートラブルとして、シャワーの水圧が弱いことが挙げられます。

水圧が弱くなる原因は、散水板と呼ばれるシャワーの水が出る部分の目詰まりです。

また、突然水圧が弱くなった場合には、給湯器の湯量が不足している可能性が考えられます。

 

温度調整ができない

シャワーのお湯の温度調整ができないことも、シャワー関係でよく起こるトラブルです。

温度調整ができない原因は、給湯器の設定温度です。

いくらシャワーで高温にしても、給湯器の設定温度より高くなることはありません。

また、給湯器の設定でキッチンが優先になっている場合、シャワーの温度を下げている可能性が考えられます。

 

水漏れ

水漏れも、シャワー関係でよく起こるトラブルの1つです。

ただし、シャワーを止めてからも、シャワーホース内には水が残ったままの状態になっており、水漏れではないにも関わらず、水がポタポタと流れ落ちることがあります。

この場合はシャワーホース内に残っている水が全て流れ落ちれば滴ることはなくなり、故障ではありません。

まずは本当に水漏れしているかどうかを確認する必要があります。

故障による水漏れの場合は、どこから水が漏れているかによって原因は異なります。

 

根本からの水漏れ

根本からの水漏れの原因は、部品の劣化です。

シャワーのタイプによって劣化する部品が異なります。

2ハンドルタイプのシャワーの場合はコマパッキンや切換弁、サーモスタット混合水栓の場合はサーモスタットハンドル内の部品が劣化している可能性が考えられます。

 

ホースからの水漏れ

ホースからの水漏れの原因は、Oリング、Uパッキンまたはホース側についているパッキンの劣化が考えられます。

これら3つの部品は長年使用していると、劣化によってひび割れや弾力の消失が起こります。

触れると手が黒くなる場合も劣化に該当します。

 

シャワーヘッドからの水漏れ

シャワーヘッドからの水漏れの原因は、シャワーヘッドの破損がほとんどです。

シャワーを落としてしまったり、壁にぶつけてしまったりした場合は、シャワーヘッドの破損と考えて良いでしょう。

また、止水ボタン付きのシャワーヘッドのボタンが反応しなかったり、ボタンから水漏れしたりする場合は止水ボタンの故障が原因です。

 

お湯が出るのに時間がかかる

お湯が出るのに時間がかかるトラブルは、シャワー関係のトラブルでよく起こります。

蛇口を捻ってからお湯が出るまでに時間がかかる原因は、給湯器からシャワーまでの配管距離の長さです。

配管距離が長くなればなるほど、お湯が出るのに時間がかかります。

また、蛇口を新しいものに交換してからお湯が出るのに時間がかかるようになった場合は、以前使っていた蛇口よりも吐水量が少ないことが原因です。

節水を目的とした蛇口であり、故障ではありません。

 

使用途中で温度が変わる

使用途中で温度が変わることは、よく起こるシャワートラブルの1つといえるでしょう。

使用途中で温度が変わる原因は、給湯器の故障または配管内の水圧の変化です。

シャワー以外のキッチンや洗面台でも温度が安定しない場合は、給湯器が故障している可能性があります。

キッチンや洗面台など他の場所で、温度が安定して使用できるのであれば、配管内の水圧が原因だと考えられます。

 

シャワーの平均寿命

シャワーヘッドの平均寿命は10年、シャワー水栓の平均寿命は5年だと言われているものの、シャワーヘッドは設置から5年が経過すると、先述したトラブルが起こりやすくなります。

ただし、あくまで目安であるため、平均寿命よりも早く故障する可能性も考えらえます。

また、平均寿命を過ぎても不具合が見られない場合は、無理に交換する必要はありません。

 

シャワートラブルの解決策

 

シャワートラブルの原因によって解決策は異なります。

トラブルに合った解決法を試しましょう。

 

水圧が弱い場合

水圧が弱い場合は、散水板の目詰まりが原因なのか、給湯器の湯量不足が原因なのかによって解決法は異なります。

自分の状況にあった解決法を試すようにしましょう。

 

散水板の目詰まり

散水板の目詰まりによって水圧が弱くなっている場合は、分解できるシャワーヘッドであれば掃除することで元通りになる可能性が高いでしょう。

シャワーヘッドの分解方法は商品によって異なるため、商品取扱説明書を確認して分解し、歯ブラシなどでこすって目詰まりを解消してください。

また、分解できない商品もあるため、無理に分解しようとするのはやめましょう。

分解できない商品の場合は、シャワーヘッドの交換が必要です。

 

給湯器の湯量不足

給湯器の湯量不足によって水圧が弱くなっている場合は、以下のどちらかの方法で改善できます。

1つ目は、入浴中には他の場所で水の使用を抑えることです。

キッチンや洗面台など他の場所でも水を使用している場合、給湯器の能力の限界を迎える可能性があります。

2つ目は給湯器のサイズを大きくすることです。

給湯器のサイズを変更することで、使用できる水の量を増やすことができます。

 

温度調整ができない場合には

温度調整ができない場合は、まず給湯器の設定を見直しましょう。

水栓の温度調整ハンドルで高音にしたとしても、給湯器に設定されている温度より高くなることはありません。

次に給湯器の優先順位を確認しましょう。

もしお風呂ではなくキッチン側が優先になっている場合、シャワーの使用中にキッチンでも水を使っていると、キッチンで設定温度を下げている可能性があります。

この場合は、優先順位の設定を変えることで解決できます。

 

水漏れの場合

水漏れの場合は、どこから水が漏れているのかによって解決法が異なります。

根本からの水漏れ、ホースからの水漏れ、シャワー水栓からの水漏れに分けて、解決法をご紹介します。

 

根元からの水漏れ

根本からの水漏れは、劣化している部品を新品に交換することでなおります。

まずはホースとエルボの接続部分からの水漏れであるのか、エルボと水栓の接続部分からの水漏れであるのかを確認しましょう。

ホースとエルボの接続部分からの水漏れの場合は、新しいパッキンへの交換で改善できます。

一方、エルボと水栓の接続部分からの水漏れの場合は、エルボの接続部分の新しいパッキンまたはエルボ本体の交換で直ります。

ただし、サーモスタット混合水栓は内部の構造が複雑になっているため、内部の部品ではなく、水栓自体を新品に交換または修理業者に依頼した方が安心です。

 

ホースからの水漏れ

ホースからの水漏れの場合、接続部のパッキンを新品に交換することでなおります。

ホームセンターやネット通販で販売されているため、同じサイズのものを購入してください。

また、シャワーの品番が判明している場合は、メーカーから取り寄せることも可能です。

 

シャワーヘッドからの水漏れ

シャワーヘッドからの水漏れの場合、シャワーヘッドを新品に交換することでなおります。

ホームセンターやネット通販で販売されていますが、シャワーヘッドの品番が判明している場合は、メーカーから取り寄せることも可能です。

シャワーヘッドを交換する場合は、ホースに合ったシャワーヘッドを用意しましょう。

もしそのまま取り付けられない場合は、ホームセンターなどで販売されている付属のアダプターを使用して取り付けることも可能です。

 

お湯が出るのに時間がかかる

お湯が出るのに時間がかかる場合は、給湯器からシャワーまでの配管の長さが問題であれば、残念ながら配管の長さを変える以外に方法はありません。

しかし、新しい蛇口に交換してからお湯が出るまでの時間が長くなったのであれば、現在使用している蛇口よりも吐水量の多い蛇口に変えればなおるでしょう。

 

使用途中で温度が変わる

使用途中で温度が変化してしまう場合、給湯器の故障が原因であれば、給湯器を新しいものに交換または修理することで改善できます。

給湯器は新品への交換で節約になることもあるため、古い場合は修理ではなく、交換するのがおすすめです。

一方で、配管内の水圧が原因である場合は、キッチンや洗面台などの複数の場所で同時にお湯を使用するのは控えましょう。

 

シャワーヘッドの交換方法

 

前述のようにシャワーヘッドには、寿命があります。

そのため、タイミングが来たら交換しなければなりません。

ここでは、賃貸物件のシャワーヘッドが交換可能なのか、シャワーヘッドを交換する際の注意点や選ぶポイントをご紹介します。

 

賃貸物件のシャワーヘッドは交換可能?

賃貸物件でも、シャワーヘッドは交換できます。

ただし、ご自身が退去する際に入居時の状態に戻すことが条件です。

したがって、ホースと一体型になっているシャワーヘッドは、原状回復するのに手間や時間がかかるため、シャワーヘッド単体を交換するのが良いでしょう。

 

シャワーヘッドを交換する際の注意点

シャワーヘッドを交換する際の注意点は、以下の2点です。

 

  • ●水漏れがないか
  • ●既存の部品を無くさない

 

水漏れがある場合は、シャワーヘッドが上手く取り付けられていない可能性があります。

正しく取り付けられているか確認しましょう。

また、退去時に原状回復しなければならないため、既存の部品は無くさないようにしっかり保管しておきましょう。

1つでも部品を無くした場合、退去時に部品代を請求されることがあるため、ご注意ください。

 

シャワーヘッドを選ぶポイント

シャワーヘッドを選ぶポイントは、以下の3点です。

 

  • ●止水ボタンの有無
  • ●塩素除去
  • ●微細なシャワー

 

止水ボタンの有無

止水ボタンがあるかないかは、シャワーヘッドを選ぶ上で重要となります。

近年のシャワーヘッドには、手元に止水ボタンが付いたものが増えています。

止水ボタン付きのシャワーヘッドは、毎回のお湯や水の量を調節する手間を省けることで、時短効果や節水効果があるのが魅力です。

 

塩素除去または浄水機能

塩素除去効果や浄水機能は、シャワーヘッドを選ぶポイントとして挙げられます。

水道水には塩素が含まれていますが、塩素は肌や髪のたんぱく質を酸化させて傷める作用があります。

したがって、塩素除去や浄水機能のあるシャワーヘッドは、肌や髪に塩素が吸収するのを防いでくれるため、肌の弱い方や小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。

 

微細なシャワー

微細なシャワーであるかどうかは、シャワーヘッドを選ぶ際に見るべきポイントの1つです。

微細なシャワーには、2つの効果があります。

まず1つ目は、保湿や保温効果です。

水がきめ細かいため、肌が水分を保持しやすくなることから、保湿や保温効果が得られます。

2つ目は美容効果の高さです。

きめ細かい水によって毛穴汚れや頭皮の汚れを取り除けます。

 

シャワートラブルが起きた際の費用

 

シャワートラブルが起きた際には、業者に依頼したくても修理費用がどれだけかかるのか不安に感じる方もいるかもしれません。

修理費用の相場をあらかじめ確認しておくことで、トラブルも防げます。

では、シャワートラブルにかかる修理費用や業者に依頼するべき不具合について解説します。

 

シャワーの修理費用

シャワーの修理費用は、業者によって異なりますが、以下が修理費用の目安です。

 

凍結 約8000円〜
給湯器の修理 約10000円〜
サーモスタットの交換 約5000円〜
水栓の交換 約16000円〜
シャワーヘッドの交換 約5000円〜
蛇口の交換 約10000万円〜

 

依頼する業者や時間によっては、上記の費用に加えて出張料金や早朝・深夜手当が発生する可能性もあります。

修理を依頼する前に見積もり書を提示してもらうと、後々のトラブルを予防できるでしょう。

 

業者に依頼すべき不具合

シャワーの水栓の部品は、自分で交換するのではなく、業者に依頼するのがおすすめです。

特にサーモスタット混合水栓は、内部が複雑な構造をしているため、素人が部品を交換するのは難しいでしょう。

 

シャワートラブルの予防策

 

シャワートラブルが起きないための予防策としては、以下の3つが挙げられます。

 

  • ●定期的な掃除
  • ●残留水を抜く
  • ●水道管の凍結を防ぐ

 

定期的な掃除

シャワートラブルの予防策の1つは、定期的な掃除です。

シャワーヘッドは、構造上残留水が出るのは仕方がないと言われていますが、残留水が出ることにより、ヌメリやカビが発生しやすい傾向にあります。

定期的に掃除し、ヌメリやカビを落とすことで、シャワーヘッドの劣化を予防できます。

 

残留水を抜く

シャワートラブルの予防策の1つは、残留水を抜くことです。

残留水を抜くことでカビが発生、繁殖するのを予防できます。

残留水はシャワーヘッドを下に向けるだけでも効果的です。

週に1回だけでも効果はあるため、曜日を決めて行うと良いでしょう。

 

水道管の凍結を防ぐ

シャワートラブルの予防策の1つは、水道管の凍結を防ぐことです。

水道管の凍結を防ぐには、以下の方法があります。

 

  • ●タオルやカバーを水道管にかける
  • ●水道管にサーモスタットを付ける
  • ●水道管の中の水を全て出す
  • ●少量の水を流し続ける

 

少量の水を流し続けて凍結を防止する場合は、お風呂に溜めるなどして水を有効活用すると良いでしょう。

 

まとめ

シャワーには寿命があり、設置から5年が経過するとあらゆるトラブルが起こりやすくなります。

トラブルの原因によって解決法は異なるため、ご自身の状況にあった解決法で対処するようにしましょう。

また、シャワートラブルが起こらないようにご自身で対策を取るのも重要です。

定期的な掃除、シャワー使用後は残留水を抜く、水道管の凍結を防ぐといったことに注意して使いましょう。

かながわ水道職人プロは、神奈川県にある水道局指定修理業者です。

24時間、365日営業しているため、いつでもご相談可能です。

水回りでお困りの際には、お気軽にお問合せください。

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