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バイクの冷却水は水道水で代用できる?注意点も紹介


バイクのオーバーヒートを予防するために、冷却水は必要不可欠です。
しかし、地震などの災害が起こったあとは物流の停止や、道路事情、ガソリンスタンドの被害などにより、冷却水が手に入らない場合があります。
 
冷却水が手に入らないときは、水道水を代用品として使用できないかと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
8月19日はバイクの日です。
バイクの日に因んで、今回は冷却水の代用品に、水道水を使用できるかについてご紹介していきます。
 

一時的であれば水道水で代用できる


  • バイクの冷却水が手に入らない場合、一時的な措置であれば、水道水を代用品として使用することができます。
     

  • 冷却水が必要な理由

    バイクを動かすために必要なエンジンは、バイクが動いている間、内部で燃料を燃やし続けるため高温になり、熱が蓄積していきます。
     
    冷却水を使用しないまま運転を続けると、エンジンを冷やすことができなくなり、バイクはオーバーヒートを引き起こす可能性があるでしょう。
    オーバーヒートになるとエンジンは損傷し、バイクが破損する恐れがあります。
     
    また走行中にオーバーヒートを起こすと、火災に発展する可能性や、他の走行車を巻き込む加工性があり、大きな事故に繋がることもあるでしょう。
     
    冷却水にはエンジンを冷やす働きがあり、熱を放出し、エンジンの温度を一定に保つことができるのです。
     

  • 水道水を代用品にするときは一時使用の範囲に止める

    冷却水がない場合や、量が減ってしまい補充ができない場合は、水道水を冷却水の代用品として使用することができます。
     
    ただし、冷却水と水道水には大きな違いがあります。
     
    水道水は無加工のただの水ですが、冷却水には凍結への対策や、防錆効果などの加工が施されており、気温に左右されずに安定してその役割を果たすための施しが成されているのです。
     
    そのため、水道水を使用し続けると、タンク内が錆びてしまうことや、凍結を起こすことで冷却水としての役割を果たせず、バイクを使用できなくなるケースもあるでしょう。
     

水道水を冷却水の代用品として使用するときの注意点


  • 水道水にはミネラルやカルキが含まれており、長期的に使用することで、錆の発生だけではなく、バイク内部部品の腐食を招くことがあります。
     
    また、ミネラルの一種であるカルシウムやマグネシウムがタンクの中にスケール(白い堆積物)として、蓄積することがあるでしょう。
    スケールが蓄積することで、オーバーヒートの要因になる恐れがあります。
     
    水道水には凍結防止加工が施されていないため、寒冷地や積雪地方、寒波の到来で凍結する可能性があるでしょう。
    凍結するときは水道水だけの凍結に留まらず、タンクやエンジンなど、バイクの各部品も凍結する恐れがあり、バイクの破損や走行中の事故に繋がります。
     
    水道水を代用品として使用するときは一時的なものとし、冷却水が手に入ったときはすぐに冷却水の補充を行いましょう。
     

バイクの冷却水は専用のものがおすすめ


  • バイクの冷却水はクーラント液とも呼ばれ、LLC(Long Life Coolant)とスーパーLLC(Super Long Life Coolant)の2種類があります。
     
    2つの主な違いは寿命で、LLCは2年程度で、スーパーLLCは7年程度での交換が推奨されているでしょう。
    また色にも違いがあり、LLCは赤や緑、スーパーLLCはピンクや水色をしているため、目視でどちらのタイプか見分けることが可能です。
     
    どちらのタイプの場合も、防錆効果や凍結への耐性があるため、安全のためにも専用の冷却水を使用することがおすすめです。
     
    ただし、冷却水は劣化します。
    劣化した冷却水は冷却への性能が落ちるため、バイクの乗車は止め、消泡剤を使用して冷却水の中にある気泡を消すか、時間経過で気泡が消えるのを待った方が良いでしょう。
     

バイクの損傷は洗車でも注意が必要


  • バイクを愛用している人は、洗車をすることもあるでしょう。
    洗車のとき、電気系統の保護をきちんと行っていますか?
     
    バイクを洗車するときは電気系統を保護したり、水のかけ方に注意して電気系統に水がかからないようにする必要があります。
    水をかけるときは上から下へと、前から後ろへを徹底してください。
     
    電気系統を水で濡らしてしまうと、漏電することや、電気系統のトラブルによりバイクが損傷してしまうことがあります。
    冷却水だけではなく、バイクに水道水を使用するときは洗車のときにも注意点があるのです。
     
    ご自宅に洗車スペースがなく、洗車にお困りの際は、Rider’s Base Riberty(ライダーズベース リバティ)でピットスペースをレンタルすると良いかもしれません。
     
    神奈川県座間市にあるRider’s Base Ribertyは、バイク好きが集まる基地です。
    常設のカフェや、イベントの開催もあり、バイクが好きな人たちと交流を図ることもできます。
     
    参考:Rider’s Base Riberty
     

まとめ

  • バイクの冷却水は、バイクに乗車する際に必要不可欠です。
    手に入らない場合は水道水を代用品として使用することもできますが、永続的に使用することは控えるようにしてください。
     
    散水栓の修理のご依頼で現場に駆けつけると、バイクの洗車で必要という話をお伺いすることがあります。
    散水栓をバイクの洗車に使用するときは、先端をシャワータイプにしておくことがおすすめです。
     
    シャワータイプにすることで、ハンドルの操作をするまで水が出ないため、蛇口を捻ったときに、電気系統に水がかかってしまうということを予防することができます。
     
    散水栓の修理や交換でお困りの際は、かながわ水道職人までご相談ください!
    最短30分で現場に駆けつけ、迅速かつ丁寧に修理や交換を行います。

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