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コラム

お風呂

お風呂の浴槽に合わない入浴剤とは?傷めないための予防法

香りがよく、お湯の質感も変えてくれる入浴剤を、お風呂時間と楽しみにしている人も多いでしょう。

 

しかし、入浴剤なかは使い方に注意しないと、浴槽を傷つけてしまい、寿命を早めてしまうものもあります。

 

注意すべき入浴剤の種類や正しい選び方を理解し、お風呂タイムを楽しく過ごしましょう。

入浴剤を使うことで得られるメリット

  • 入浴剤のなかには、疲労回復効果があるものが多くあります。

    辛い肩こりや腰痛などを温かいお湯でほぐすとともに、入浴剤の香りや血行促進効果などが相まって、疲れがとれやすくなるのです。

    近年、疲労回復を目的とする人に人気なのが、炭酸ガス入りの入浴剤です。炭酸ガスには血管を拡張し、血流を促す効果が期待できます。余分な水分や老廃物を流しやすくし、むくみやコリも解消に近づけられるでしょう。

    また、入浴剤が疲れを癒す効果があるのは、その成分だけではなく香りや色、お湯の質感にも理由があります。よい香りに包まれてのバスタイムは、心と体をほぐしてくれます。

    そうしたリラックス効果を得られるのは、入浴剤を使うメリットといえるでしょう。

入浴剤を間違えて使うと?誤った使い方とは

  • 「市販の入浴剤なら、浴槽に悪影響を与えることはないだろう」と思われるかもしれませんが、使い方を間違ってしまうと、浴槽を劣化させてしまう原因になります。

    とくに注意したいのは次の2点です。

    ■浴槽に合っていない入浴剤を使用する
    入浴剤の使い方としてまず注意したいのが、浴槽に合っていない入浴剤を使用することです。
    浴槽の材質に合わない成分を含む入浴剤を使い続けていると、知らず知らずのうちに浴槽に負担をかけている場合があります。

    とくに注意したいのが、硫黄成分を含んだ入浴剤です。独特のにおいがあり、温泉地を訪れたような感覚が味わえる硫黄を含む入浴剤ですが、浴槽の材質によっては光沢を失わせてしまう、金属部分が腐食するなどのリスクがあります。

    また、あまり多くはないかと思いますが、ご自宅の浴槽に大理石を使用している場合には、炭酸ガス系の入浴剤に注意しましょう。炭酸ガスの入浴剤は、大理石のツヤ・光沢を失わせてしまう原因となります。

    これらの入浴剤は、1回や2回の使用を気にする必要はありません。しかし、長年にわたって使い続けることで、浴槽の劣化を早めてしまう可能性があります。そのため「お風呂はできるだけ長く使いたい」「当分リフォームは考えていない」といった場合には、なるべく使わない方がよいでしょう。

    ■循環式の浴槽で入浴剤を使用する
    循環式の浴槽では、使用を避けるべき入浴剤の成分が決められていることもあります。

    前述した硫黄成分と炭酸ガスのほか、ソルト系の入浴剤・無機系酸化チタンが含まれている入浴剤には注意しましょう。循環浴槽を傷つけないためにも、できるだけ避けるようにしましょう。

入浴剤を入れたら追い焚きはNG?

  • ぬるくなったお湯を給湯器に取り込み、温めて浴槽に戻すのが追い焚き機能です。
    この追い焚き機能は「入浴剤を入れて行わない方がいい」という声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

    結論からいえば、あまりおすすめはできません。
    追い焚きでは浴槽内のお湯を給湯器に取り込むため、入浴剤を入れていれば入浴剤もお湯とともに給湯器内に取り込まれることになるからです。

    追い焚きをするときとくに注意したいのは、前述した「硫黄」と「塩」の成分が含まれている入浴剤です。硫黄は温泉地などでお土産として売られている入浴剤に含まれていることが多いほか、各地の温泉を再現した入浴剤などで使用されています。

    また、塩はバスソルト全般が塩そのものです。硫黄や塩が給湯器内の配管に入り込むと、金属にダメージを与え、サビの原因にもなります。

    また、酸化チタンや炭酸カルシウムの成分にも注意しましょう。
    酸化チタンと炭酸カルシウムは、濁り湯タイプの入浴剤に使用されています。これらの成分が入った入浴剤を長期的に使用していると配管内に蓄積されていき、フィルターの詰まりの原因となることもあります。
    もう1つ注意したいのが、ミカンの皮やゆずなど、古くから入浴剤として使われている食品です。これらが配管内に入り込むと、雑菌が繁殖する恐れがあります。給湯器の故障につながるため、使用を控えることをおすすめします。
    たとえば「冬至の日や、イベントの日」など、特別なタイミングだけで使用するなら、さほど大きな影響はないでしょう。しかし、あまりないかと思いますが、食品をそのままの状態で浴槽に入れてしまえば、1回の使用でも問題となる可能性が高いです。
    食品を入浴剤として使用する場合には、目の細かい布に入れるなどして食品の繊維がお湯のなかに流れるのを防ぎましょう。布製の袋に入れて使用すれば繊維がこぼれる心配が少なく、掃除の手間も最小限で済みます。

まとめ

  • 今回は、入浴剤のメリットやデメリット、追い焚きの際の入浴剤の選び方などをご紹介しました。
    お風呂は体を洗うとともに、毎日の疲れを落としてくれる場所です。入浴剤は心身をリラックスさせるためのサポート役となってくれるでしょう。
    浴槽に合った入浴剤を選び、余計な心配はなしに楽しみたいですよね。入浴剤にはそれぞれ注意点があるので、しっかり確認した上で使うことが大切です。
    今回の選び方のポイントを参考に、快適なバスタイムを楽しんでみてください。

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