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コラム

トイレ

トイレの水が流れないときは?チェックポイントと予防法を解説

トイレの水が流れなくなると、とたんに生活そのものに支障がでます。

快適な生活を送るためにも、トイレは常に正常な状態を保ちたいですよね

 

この記事では、トイレの水が流れない原因と対処法、日常でできる予防法を解説しています。

トイレの水が流れないときはここをチェック

  • トイレの水が流れないとき、まず確認すべき場所は4つあります。チェックする方法をそれぞれ解説します。

    ■止水栓
    引っ越してきた直後やトイレをリフォームしたあと、止水栓が閉まったままになっていることがあります。

    こういうときは、止水栓を開けば解決します。引っ越してきたばかりやリフォーム工事を行ったときは、止水栓の状態をみてみましょう。

    ■トイレタンク
    トイレタンク内部に水が溜まっているかを確認してください。

    もし、水が溜まっているにもかかわらず流れないときは部品が破損しているか、汚れのつまりが考えられます。

    ■トイレレバー
    トイレを流すのに使うレバーが空回りしたり動かしにくかったりすると、トイレを流せなくなります。

    レバー内部には軸が入っていますが、経年劣化や水垢、サビが原因でうまく回せなくなります。

    また、軸が折れてしまったときは空回りします。もしトイレレバーが壊れていたら、タンク内部も修理が必要です。

    ■排水管
    固形物やトイレットペーパーを大量に流すなどして、便器の排水口からうまく汚物を流せずにつまっていると、水がうまく流れなくなります。トイレの水位が上がっている、流すときにゴボゴボとか気になる音がするときは、排水口や排水管のつまりが疑われます。

トイレの水が流れないときは?具体的な対処法

  • トイレの水が流れないときにできる、具体的な対処法を解説します。

    排水管、トイレタンク内部、トイレレバーの交換の仕方をみていきましょう。例外として、バケツを使う方法を紹介しています。

    ■排水管のつまり
    トイレットペーパーや汚物、固形物などが排水管や排水口につまっているときは、ラバーカップを使って解消できます。

    排水口にラバーカップを押し当てて、引き上げる動作を数回繰り返しておこないます。ラバーカップで解決できなかったときは、より強力な真空式パイプクリーナーを使う方法もあります。

    ただし、あまり強い力でおこなうと便器の故障に繋がりますので注意してください。

    ■トイレタンク内部
    トイレタンク内部に汚れが溜まっていると、動きが悪くなって水が流れなくなることがあります。タンク内部に汚れが確認できたら、細いブラシと中性洗剤を使って掃除しておきしょう。

    ほかにもパーツの破損が考えられますが、パーツごとの対応が求められるため後述します。
    ■トイレレバーの交換
    トイレレバーが空回りするときは、レバーの軸とフロートバルブをつなぐ鎖が切れているか、外れているかがほとんどです。

    トイレレバーの状態によって交換する部品が異なるため、後述します。

    ■バケツで流す
    応急処置として、バケツや洗面器を使って水を流す方法があります。

    これで1度は流せますが、根本的な解決はできません。あくまで応急処置としての手段ですので、バケツで流したら解決に向けて対応してください。

タンク内の水の状態に合わせた対処法

  • トイレタンクの内部に水が溜まっているときと溜まっていないときで対処法が異なります。

    それぞれのケースを順番に解説します。部品を交換するときは、モンキーレンチ、マイナスドライバーやゴム手袋を用意しておきましょう。

    ■タンクの水が溜まっているとき
    タンクに水が溜まっているときは、浮き玉の破損が考えられます。

    通常、浮き玉は中に空気が入っているため、水に浮いています。もし水中に沈んでいる場合は、速やかに交換しましょう。浮き玉はホームセンターやネットショップで購入できます。

    浮き玉に問題がない場合は、浮き玉とつながっている支持棒が原因でしょう。もし支持棒が折れているか曲がっている状態なら交換してください。浮き玉や支持棒に問題がないなら、タンクから排水管につながる部分を覆っているフロートバルブと鎖を疑ってみましょう。

    フロートバルブが傷んでいたら取り替えて、汚れがたまっていたら掃除してください。バルブ自体は手で外せます。また、フロートバルブとつながっている鎖は、経年劣化によって動きが鈍くなることがあります。切れていたり、もろくなっていたりするなら交換しましょう。

    ■タンクの水が溜まっていないとき
    タンクに水が溜まっていないときはボールタップと浮き玉をみます。

    ボールタップと浮き玉が正しい位置にないとき、または別の部品にひっかかった状態になるとタンクに水を溜められなくなります。

    このようなときは、ボールタップと浮き玉をもとの位置に戻せば解決します。ほかにできる対処として、断水していないか確認してください。もし断水が発生していたら、終わるまで待てば解消します。

トイレレバーの状態に合わせた対処法

  • トイレレバーが回らないときは、レバー本体の軸が折れています。レバーが空回りしたり回らなかったりするときは、フロートバルブとつながる鎖に問題があります。

    ■鎖が切れていた場合
    鎖が切れていたら、新しいものと交換しましょう。鎖はホームセンターやネットショップで購入できます。鎖をつなぎ直したら、1度水を流してみてください。

    ■鎖が外れていた場合
    鎖が外れていたら、レバーの軸の先にあるフックに少し余裕をもたせて引っ掛け、つなぎ直せば完了です。

    鎖は基本的にはもともとの長さに揃えてつなぎます。この鎖の長さによって、トイレを流したときの水量を調節しています。調節するときは、鎖を長くすると水量を減らし、短くすると水量を増やせます。その都度水を流して確認しながら調節してください。

    ■レバーが空回りする、回らない場合
    トイレレバーが回らなかったり、戻らなかったりするときは、レバーを交換します。レバーはホームセンターやネットショップで販売されており、2,000円前後で購入できます。購入するときは、トイレタンクの型番に対応しているレバーを選んでください。

    購入の際は、付属品の内容も確認しておきましょう。交換するときは、フロートバルブとつながっている鎖を外してから行ってください。

    鎖を直したりレバーを交換したりしたら、必ずトイレの水を流して状態を確認してください。また、タンク周辺から水漏れを起こしていないかもチェックしましょう。

トイレのトラブルを防ぐための予防法

  • トイレのトラブルを防ぐために、日常でできる方法が2つあります。この予防法を習慣づけておけば、衛生的かつ快適な環境を保てます。

    ■3か月に1度の点検
    トイレタンク内部を、3か月に1度は点検しましょう。浮き玉やボールタップが破損していませんか?フロートバルブが汚れたりずれたりしていないか、トイレレバーとフロートバルブをつなぐ鎖の状態もみておきます。

    このときにタンク内部の掃除もしておきましょう。フロートバルブやボールタップなど、細かい部分は古い歯ブラシを使うと便利です。

    ■トイレタンク用の洗浄剤を使う
    トイレタンク用の洗浄剤を使えば、掃除の手間を省けます。とはいえ、洗浄剤を使っていても目視による点検は定期的に行いましょう。

自分で解決できないときは業者に依頼しよう

  • もし自分で解決がのぞめないときは、無理をせずに業者への依頼を検討しましょう。

    異常がわかった時点で、早めに対応できれば費用を抑えることも可能です。自己解決を急ぐあまり無理をすると、故障の原因になります。冷静に、落ち着いて状況を判断してください。

まとめ

  • トイレの水が流れないときは、まず止水栓の状態と、断水が発生していないか確認してください。問題なければ、排水管やトイレタンク、トイレレバーの状態を確かめてみましょう。

    トイレタンクに水があるかないかで、原因と対処法が異なります。また、トイレレバーを交換するときはトイレタンクの型番に対応したものを選んでください。

    常に快適なトイレを保つために、3か月に1度、タンク内部の点検と掃除を行いましょう。タンク専用の洗浄剤を使うと、掃除の手間を省けます。

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