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コラム

お風呂

お風呂のドアの掃除方法!効果的でラクな方法をご紹介

お風呂のドアの清潔は保てているでしょうか

 

定期的にお風呂掃除はできているけれど、ドアは掃除する習慣がなかったなんて方もいるかもしれません。

 

お風呂のドアはレール部分やドアガラス部分など実は汚れが溜まりやすい部分です。

そこで今回は、お風呂のドアで汚れが溜まりやすい部分とそれらの掃除方法、カビ取り方法、お風呂のドアを掃除する際に注意したい点について詳しく解説します。

お風呂のドアで汚れやすい部分は?

  • お風呂のドアでとくに汚れやすい場所というのがあります。
    ここではとくに汚れが発生しやすい部分を2か所ご紹介します。

    ■ドアレール
    ドアレールはとても汚れやすい場所です。
    浴室の汚れは湿気によるカビやほこりなどのゴミが大半です。

    ドアレールはそれらの汚れが発生しやすく溜まりやすい環境といえます。ドアレールの下にある溝は複雑な形状をしているため、より一層丁寧な掃除が必要になります。

    他の場所と同様なレベルで掃除をしていても汚れが溜まってしまう、要注意な場所だと覚えておきましょう。

    ■浴室側の扉
    浴室側の扉は盲点かもしれませんが、意外と汚れが溜まりやすい場所です。

    湿気が溜まりやすく、石鹸カスや皮脂が付着しやすいドアガラスはカビが繁殖しやすい場所となっています。そして、ほとんどの場合ドアガラスは透明であったり、白っぽく濁っていたりします。

    そのため浴室側の扉が少しでも汚れているととくに目立ちやすくなります。汚れが目に入るだけで一気に衛生的な印象はなくなってしまいます、汚れやすくさらにその汚れが目立ちやすいため注意が必要な部分といえます。

ドアレールでガチガチになった汚れの掃除方法

  • ドアレールに関して言えば、石鹸カスや水垢が原因となりガリガリになった汚れが付着することがあります。

    このようなガリガリになった汚れを比較的簡単にきれいにできる方法があるのでご紹介します。ガリガリになった汚れにはクエン酸が非常に有効です。

    石鹸は化学的にアルカリ性の性質を持っています。つまりガリガリになった汚れもアルカリ性だといえます。酸性の成分と接触させることで、汚れが中和されて柔らかくなり、簡単に汚れが落とせるようになるということです。

    その酸性成分として適しているのがクエン酸というわけです。クエン酸を使用した掃除ではクエン酸スプレーを使用するととても便利です。

    まずはクエン酸スプレーの作り方を解説します。

    最初に粉末のクエン酸、水、スプレーボトルの3つを用意しましょう。

    準備物が揃ったら水を100 mlスプレーボトルに注ぎ、クエン酸小さじ2分の1を加えてください。それをしっかりとかき混ぜれば、クエン酸スプレーは完成です。

    水とクエン酸の使用割合が上記と同様であれば、どれだけの量でも問題ありません。

    では、クエン酸スプレーを使った掃除方法です。

    ドアレール全体にクエン酸スプレーを吹きかけましょう。

    中和反応を完璧に起こさせるために1時間ほど放置してください。その後、スポンジやタワシなどを使用して擦って汚れを落としましょう。

    細かい部分や届かない隅の部分は歯ブラシを使うと便利です。最後にシャワーをかけ洗浄し、水気を取れば掃除は終了です。

    もしも、クエン酸スプレーでもなかなか落ちないという場合には、キッチンペーパーなどで汚れにパックするとより効果が期待できます。

内側ドアの掃除方法

  • 内側のドアは汚れが付着しているととくに目立ちやすく、一刻も早くきれいにしたい場所です。お風呂の内側のドアは中性洗剤を使用するととても簡単に汚れを落とすことができます。

    では中性洗剤を使用したドアガラスの内側の掃除方法をご紹介します。

    初めにシャワーで水をかけ、全体を軽く濡らしておきましょう。そのあとで、お風呂掃除専用の中性洗剤を吹きかけます。あとはスポンジやブラシを使いながら隅々まで擦って汚れを落としていくだけです。

    中性洗剤の効果を高めたい方は、洗剤を着けてからしばらく放置してみてください。汚れが落ちやすくなるでしょう。

    ドアガラスの外側(脱衣所側)を掃除する際には、ドアの上部は内側と同様の方法で問題ありません。下半分は絞った雑巾で水拭きをして終了です。

パッキンの黒カビの掃除方法

  • 黒カビが繁殖しやすい場所として挙げられるのがパッキンです。

    パッキンは水漏れを防止するための重要な役割を果たしています。しかし、カビが生えただけで一気に清潔感が失われてしまします。

    ここではパッキンに繁殖した黒カビの掃除方法をご紹介します。

    パッキンの黒カビ取りで役に立つのが、最近話題に上がっている酸素系洗剤のオキシクリーンです。オキシクリーンと水を混ぜた混合ペーストを使用するのが黒カビには効果的のようです。

    では手順を解説します。

    まずは粉末のオキシクリーン、50度程度のお湯、ラップを準備しましょう。

    50度くらいのお湯にオキシクリーンを混ぜていき、ベタベタのペースト状にしてください。そのペーストをパッキンのカビ部分に塗っていきましょう。

    ペーストが剥がれてしまうのを防ぐために、上からラップをかけて1時間ほど放置してください。

    放置したら使わなくなった歯ブラシなどで擦り洗いをしましょう。

    パッキンのカビが取れたら水を流して掃除終了です。

    非常に簡単な方法ですので、試してみてください。

お風呂のドア掃除で注意したいポイント

  • 掃除の際に注意したいポイントがいくつかあります。ここではそれらの注意点についてご紹介します。

    ■カビ取りの際には注意
    カビは非常に頑固であり、簡単に落とすことはできません。
    カビ取り剤はそんなカビでも落としてしまう薬品です。

    つまり、非常に強力な成分が使われており、扱い方を一歩間違えば私たちの人体に悪影響が及びます。とくに塩素系洗剤は強力な成分が使用されているため扱う際には十分注意を払ってください。

    先ほどご紹介したカビ取り洗剤のオキシクリーンは、比較的安全と言われている酸素系の洗剤です。比較的安全とはいえ、人体に悪影響がないわけではありません。

    そのため以下の2点は必ず守るようにしましょう。

    まずはゴム手袋、保護メガネ、マスクを着けて自分の肌や粘膜を薬剤から保護しましょう。そして有毒ガスが発生する場合があり吸い込むと害があるため、換気扇を回したり窓を開けたりして新鮮な空気が入り込む環境を整えましょう。

    そして、絶対にやってはいけないことがあります。それは塩素系カビ取り剤と酸性洗剤を混ぜてしまうことです。これをすると危険なガスが発生します。

    洗剤のボトルにも大きな字で「混ぜるな危険」などと書かれているはずです。

    酸素系洗剤と酸性洗剤は混ざってしまっても有毒ガスが発生する心配はありません。とはいえ、洗剤が本来持っている効果が十分に発揮されないことがあります。

    どちらにしても、洗剤を使った掃除の際には扱い方に注意を払って行うようにしてください。

まとめ

  • 今回はお風呂のドアで汚れが発生しやすい場所、ドアレールの汚れがガチガチになったときの掃除方法、お風呂のドアの内側の掃除方法、パッキンの黒カビの掃除方法、お風呂のドアを掃除する際の注意点について解説してきました。

    お風呂は毎日使用する場所で、日常的に掃除をしていないと汚れが溜まってしまいます。
    場所ごとの汚れの性質を理解して、適切な方法で対処すれば簡単にきれいにすることができるとわかりました。

    とはいえ、「自分で危険な薬剤を使用して掃除できる自信がない」という方もいるかもしれません。そのような方は、お風呂掃除専門の業者に依頼するとよいでしょう。

    お風呂の清潔感を保ち、快適な入浴となるよう心がけましょう!

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