リフォームによって起こりうる壁紙トラブルの原因とは？ -かながわ水道職人 -神奈川県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

張り替えた壁紙がきれいに仕上がっていない、もしくは剥がれてしまうといった不具合の原因は何なのでしょうか？

下地の経年劣化によるトラブル
下地の経年劣化で壁紙が凹凸になり、反りが発生することがあります。打ち合わせの際に業者が確認し、下地補修の施工も提案してもらえますが、念のため施工前の確認をおすすめします。

職人のミスによるトラブル
壁紙のリフォームは人の手で行うため、必ずしもミスが起こらないとは限りません。しかし、丁寧に施工すれば、壁紙の張り替えにおける技術面の差はほとんどありません。

ただ、施工費用が極端に安価な業者には注意が必要です。費用が安い分、かけられる時間も少ないため、職人のミスによるトラブルが発生しがちなのです。

つい「値段が安い業者がお得だ！」と考えてしまいがちですが、値段の安さに明確な理由がない場合は気を付けましょう。トラブルにつながり、結果として修繕などに多くの費用を使うケースにつながることも珍しくありません。

「壁紙をただ剥がして貼るだけ」そう考えると簡単そうに聞こえるかも知れませんが、そう簡単にはいかないもの。ここでは、壁紙を張り替えるときの注意点をいくつか紹介します。

下地の状態
下地は壁紙を貼る土台です。この下地が凹凸しておらず、きれいな状態かどうかで、壁紙リフォームの作業結果が大きく異なってしまいます。

下地の状態は新築の際の施工で決まります。したがって、家によって状態が異なるというわけです。壁紙を貼るための時間を十分に取れなかった場合、下地が悪いにも関わらず工程を優先させて、そのまま壁紙を貼ってしまうケースもあり得ます。

壁紙を張り替える際に、壁紙を剥がして現れた下地にヒビや穴などがある場合は、サンドペーパーを用いて平らにならす下処理が必要です。下処理が発生したことにより、下地補修費用や時間がかかります。下地の状態が悪い場合、上から壁紙を貼ると空気が入ったり見栄えが悪くなったりなど、すぐに剥がれてしまう原因につながる恐れがあるためです。

さらにクロスも一気に剥がれるクロスと、一気に剥がれないクロスがあります。一気に剥がれない場合は剥がすために工期が伸びるので、追加の工事費用が発生します。

「業者に壁紙の張り替えをお願いして、壁紙を剥がして貼るだけだから単純だろう」と簡単に考えていると、予想外に費用が追加されたり工程が延びたりなどしてしまうため、注意しましょう。

コストを抑えようとしすぎない

費用をなるべく抑えようと、一面のみを貼り替えることでアクセントクロスのようにしようとするケースもあるかも知れません。

しかし、一面だけがきれいになった場合、天井クロスや他の3面の古さが目立ってしまい、仕上がった時にイメージとのギャップが大きくて落ち込む方も珍しくありません。一面だけ張り替えたい場合は素材を変えるといった、他の部分の古さが目立たないよう工夫を施す必要があります。

相見積もりを取る
壁紙に限った話ではありませんが、リフォーム費用や工事内容は施工を担当する業者ごとに異なります｡

したがって気になった業者をいくつかピックアップしたうえで、各社から見積もりを取ることをおすすめします。複数の業者から見積もりを取って比較することを「相見積もり」と呼びます。

複数の業者から取った見積もりを比較することで、工事費用の平均相場を把握するだけでなく、工事の内容についても詳しく比較できます｡

口コミをチェックする
相見積もりで比較し、リフォーム業者を絞り込んだら､SNSや業者のホームページなどを利用して口コミを確認しましょう｡

SNSや検索エンジンで業者名を検索すると､リフォームした人の率直な意見を目にできる場合もあります｡また、リフォーム業者の口コミサイトも参考にできるでしょう。

しかし中には口コミサイトに自ら良い評判を書き込んでいる業者がいる場合もあります。競合の業者を落とすために根も葉もない悪評を書き込んでいるケースもあるため、口コミだけを鵜呑みにするのではなく、あくまで参考程度に留めましょう。

リフォーム業者の口コミを確認する場合は、施工時の写真や施工した後の写真など、文字だけでは得られない情報集めをおすすめします。

「壁紙のリフォームで部屋を一新した。なのに壁紙のトラブルが起こってしまった…」となってしまえば、せっかくの時間と費用がもったいないです。事前の打ち合わせや業者選びに気を付けることで、壁紙のリフォームにおけるトラブルを防ぐことができます。

壁紙のリフォームを業者に依頼する場合は「安ければ安いほど良い！」ではなく、相見積もりを取り、口コミや情報をチェックした上で比較・検討しましょう。