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コラム

洗面所

水道が凍結した時の対処方法と普段の予防ポイントをおさえましょう


北国や豪雪地帯ではない地域でも、気温の低い日が続いた早朝などで水道が凍結することがあります。いつも使う水道がある朝突然出ないとなれば、朝ごはんの支度や顔を洗うのも苦労するでしょう。

凍った蛇口をすぐに使えるようにしたいものですが、絶対にやってはいけない対処方法もあるので焦ってはいけません。

そこで今回は、水道が凍結してしまった時の対処方法や普段からできる凍結予防のポイントについてご紹介します。

どんな箇所が凍結するのか

  • 水道管の設置場所や状況で、凍結しやすい場所があります。どんな箇所が凍結しやすいのかをご紹介します。
    むき出しになっていたり、浅い場所に埋められている
    屋外にある水道管は暖かい地面の下に埋設され、冬でも凍結しないように対策されているものが多いです。

    しかし場所によっては十分な深さに埋められていなかったり、むき出しになっている場合も考えられます。外気の影響を受けやすいため凍結が起きやすいでしょう。

    屋内でも場所によっては凍結することもあるので注意が必要です。
    風の通り道になっている場所
    日当たりがよくて保温材でくるまれているという環境でも、風が吹き抜けやすい場所にあると水道管が凍結する可能性があります。

    日中はぽかぽかとしていても、夕方から夜にかけて一気に冷え込み、吹き込む風の冷たさが増すでしょう。夜の間にずっと冷たい風にさらされると、朝には凍結してしまう可能性が高いです。
    日当たりの悪い場所
    家やガレージなどの北側は、日中でも太陽の光があまり当たりません。他の場所に比べても夕方になれば早々に冷え込んでいくでしょう。

    気温が低い状態が他の場所よりも長く続くため、水道管の中の水が凍る危険性が高まります。日当たりを悪くしている原因が動かせるものであれば、寒い時期は場所を変えて日当たりをよくするなどの工夫が必要です。

水道が凍結していたときの直し方・してはいけないこと

  • 水道が凍結してしまったときの直し方と注意することについてご紹介します。
    蛇口が凍っているときは無理に回さない
    蛇口の中には、水漏れを防ぐためにパッキンというゴム製の部品が使われています。蛇口が凍っているときに無理に回すと、パッキンを傷めてしまう可能性があります。

    氷が溶けた後に水漏れが起きる原因になるため注意が必要です。
    衝撃を与えない
    凍結した場所の氷を砕いて水が出るようにしようと、ハンマーなどで蛇口や水道管を叩かないでください。

    トラブルを解決するどころか、蛇口を変形させてしまったり水道管を破裂させてしまう危険があります。復旧に余計な費用と時間がかかってしまうので、決して衝撃を与えないようにしましょう。
    自然解凍が安全
    一番安全で安心な対処方法は、自然に氷が溶けるのを待つことです。水道の使用を控えられたり、他の水道が使えるのであれば、自然解凍を待ちましょう。

    しかし冬の時期はずっと使えないようでは不便ですので、使えるように対処したり凍結を予防したりといった対応を検討する必要があります。
    お湯をかける時はぬるま湯で
    自然解凍を待てない場合はお湯をかけて氷を溶かすと早く使えるようになりますが、熱湯を直接かけることは絶対に控えましょう。

    急激な温度変化で水道管が破裂する危険があります。お湯を使うときは30度から40度程度のぬるま湯を使いましょう。
    ぬるま湯をかける前にタオルを巻きつけよう
    凍結している場所にタオルを巻きつけ、その上にぬるま湯をかけてゆっくりとあたためます。

    寒い時期だとお湯がすぐ冷えてしまうかもしれませんが、何度も作業を続けていると解凍が進み、水が流れるようになるでしょう。
    ドライヤーやホッカイロを使うのも有効
    水道が凍っているためお湯が用意できない、などの場合はドライヤーやホッカイロなどを使って凍結した場所をあたためるのも有効です。

    ドライヤーやホッカイロは人に直接当てても熱すぎることはない程度のあたたかさなので、水道管や蛇口に当てても破裂などの危険はありません。焦らずにゆっくりとあたためて溶かしましょう。

水道管が破裂していたときは

  • 水は液体より個体の方が体積が大きくなるため、水道管が凍結しただけで破裂することもあるでしょう。もし水道管が破裂していたときにどうすればよいかをご紹介します。
    水道の元栓を閉める
    水道管が破裂してしまうと、氷が溶けてしまえば大量の水があふれ出してきます。蛇口を閉めても水が止められない場合は、水道の元栓を閉めてひとまず水漏れを止めましょう。

    元栓の設置場所は、一戸建て住宅の場合は屋外の道路寄りの場所に設置してあることが多く、マンションやアパートの場合は玄関近くに設置されてあることが多いでしょう。

    実際の設置場所は建物によって違うので、トラブルが起きた時のために事前に場所を確認しておくのがおすすめです。

    元栓を閉めてしまうと建物全体の水道が使えなくなるので、早めに復旧できるように進めましょう。
    応急処置をする
    自分で手が届く場所が破裂している場合は、応急処置をすれば一時的に元栓を開いて使用可能です。使い古したタオルなどを用意し、破裂している場所に巻きつけます。

    その後にテープを使用してしっかりと固定しましょう。わずかに水漏れは続くため、巻きつけたタオルが水を吸い切る前に新しいタオルに交換してください。
    業者に連絡し修理してもらう
    応急処置をしても根本的に解決していませんし、手の届かない場所で破裂している場所は素人では対応ができないので、すぐに業者に連絡して修理を依頼しましょう。

    24時間・365日無料で相談や見積もりができる業者も多いので、気軽に利用できます。業者に依頼する場合はなるべく複数の業者に見積もりを依頼して、相場の確認や信頼できる業者を見極めることがポイントです。

凍結を予防するポイントを紹介

  • ここでは水道の凍結を予防する方法についてご紹介します。
    水道管を保温する
    水道管がむき出しの状態だったり、日当たりが悪いなど凍結しやすい場所だったりする場合は、水道管を保温すると凍結を予防できます。

    ホームセンターなどでウレタン製の保温材を購入すれば、取り付けが簡単で雨や風にも強いので安心です。

    保温材を購入せずに、タオルを水道管に巻きつけるだけでもある程度の効果が期待できるでしょう。雨や風対策にビニール袋を巻きつけると長持ちします。
    水抜きをしておく
    寒冷地の水道管や給湯器には、凍結防止のために水抜き栓が設置してあるケースが多いです。事前に水抜きしておけば、凍結の心配をせずに済むでしょう。

    水抜き栓がついていない場合でも、止水栓を閉めた後に蛇口を開けば、水道管の中にある水を抜くことができます。
    水を流しておく
    一番簡単な水道の凍結予防は、水を流しておくことです。大量の水を出し続ける必要はなく、ちょろちょろと出しているだけでも凍結防止につながります。

    水道代がかかるので、長期間の対策には向きません。冷え込みそうな日の前日の夜に急きょ対応したい場合などに試してみましょう。

まとめ

  • 水道が凍結すると忙しい朝などに非常に不便ですし、水道管や蛇口が壊れることもあります。復旧にも時間や費用がかかる可能性があるので、できる限り防ぎたいでしょう。

    水道が凍結した時は自然解凍を待つのが一番安全で確実ですが、なるべく早く水道を使いたい時は上記の方法を試してください。

    焦って熱湯を水道管に直接かけたり、凍ったまま蛇口を捻ったりせず、焦らずに対処しましょう。

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