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水道工事が高くなるのはどうして?工事が必要な例や相場も解説


水道工事は高いというイメージを持っていないでしょうか。そのためなるべく安く済ませるためにDIYでできないかを考えている方もいるかもしれません。

そこで今回は水道工事を自分ですることは可能なのかどうか、水道工事を依頼しなくてはいけないのはどのような場合なのか、水道工事の費用相場、水道工事が高くなりがちな理由について解説します。

知らないと法律違反になる場合もある内容のため、しっかりと把握しておきましょう。

水道の工事は自分でできる?

  • 水道の工事を自力で行うことは可能なのでしょうか。ここでは水道工事を自力で実施できるかについて解説します。

    結論から言うと水道工事は工事内容によっては自力で実施することが可能です。また、工事内容は同じでも自治体の判断によっては出来ないという場合もあります。つまり、自力で工事できる内容には限界があるということはまずおさえておきましょう。

    ではDIYで水道工事を実施できる内容例を紹介します。水道の蛇口やパッキンの交換に関しては自分で工事することができます。水道からの水漏れがある場合、その多くはパッキンの劣化であり、自分で簡単に直すことが可能です。

    また、自宅の敷地内にある給水管の分岐作業や延長作業もDIY可能です。家庭菜園をしている方や車が好きで頻繁に洗車をする方などで、「ホースが短い」と感じたことはないでしょうか。

    その不満を解決できるのが給水管の分岐や延長です。上記のような作業については基本的な作業方法をあらかじめ確認し、必要な準備物を揃えていれば私たちでも作業可能です。

    自分で作業できることは事実ですが、「作業に自信がない」という方や「途中でわからなくなってしまった」という方もいるかもしれません。

    もしそのような場合には無理に作業を継続することはせず、速やかに専門の水道業者に修理の依頼をしてください。無理に自分で作業を続けることで、別の場所を破損させてしまい、あとから結局高額な工事が必要になるという可能性もあります。

    DIYでは決して無理はしてはいけないということを忘れないようにしましょう。

水道工事が必要となるのはどのようなとき?

  • 先述したように水道工事は自分で実施できる場合もありますが、場合によっては業者に依頼しなくてはいけません。ここではどのような場合に業者に依頼すべきなのかを具体的に解説します。

    水道工事には「給水管引込み工事」と「屋内配管工事」の2つの種類があります。給水管引込み工事とは、水道局管理下の水道管から家庭や施設の敷地内に給水管を引き込むための工事を指しています。

    一方で、屋内配管工事とは、建物内に給水管や排水管を設置する工事を指しています。こちらの場合は両方とも専門の水道業者に依頼する必要があり、DIYをすることはできません。

    実は、水道関連の工事では専門資格が必要となる場合があります。水道工事を実施する場合には給水装置主任技術者と呼ばれる国家資格が、家庭からの排水や雨水を流すなどの下水道排水設備工事を実施する場合には排水設備主任技術者と呼ばれる国家資格が必要です。

    そのため、DIYでできないというのは技術的な問題ではなく、法律的に資格保有者に依頼しなくてはいけなくなっています。

    もしも、資格が必要な工事をDIYで直してしまい、後々トラブルに発展してしまえば、法律違反とされ最悪の場合には水道が止められてしまう可能性があります。DIY可能な作業の一例は先述しましたが、詳しくは各自治体によって異なります。

    法律的な観点から、自分でDIYできるかどうかわかない場合には、自治体の水道局などに問い合わせるか、資格を持っている専門業者に工事依頼をするようにしましょう。

水道工事の相場

  • では、水道工事を専門業者に依頼した場合、どのくらいの費用が掛かるのでしょうか。ここでは水道工事の費用相場について解説します。

    水道の工事にかかる費用相場としては以下のようになっています。給水管引込み工事は30万~50万円、室内配管工事は10万~20万円、水回りの水漏れと詰まり解消工事は5,000~4万円、下水道排水工事では20万~50万円、浄化槽設置工事では90万~100万円程度となります。

    また、依頼する業者によっては基本料金のほかに、出張料金、休日料金、手数料など別で請求されることがあります。後からトラブルにならないように見積もりを依頼して、その場で追加請求がないかどうかを確認しておくようにしましょう。

    また、アパートやマンションのように集合住宅にお住いの場合には追加で注意すべきことがあります。集合住宅では、所有者が単独で所有している住戸部分、かつ管理規約で認められている場合に限り水道工事を実施することができます。

    基本的に集合住宅の配管は床とその下にあるコンクリートの間に通っており、リフォームや工事を実施することが可能です。一方で築年数が経っているマンションでは排水管が下の階の天井を通っている場合があり、自分の専有部分ではないため工事が不可能です。

    さらに、規約でリフォームや工事が禁止されている場合には自分の所有部分かどうかに関係なく工事ができません。

    もしも、工事ができる場合、水道設備のリフォームであれば40万円程度、配管の改修工事となると70万円程度と高額になります。あらかじめ、工事が可能かどうかを確認したうえで工事を依頼するか決めましょう。

水道の工事が高くなる理由

  • 水道工事の費用相場をご紹介しましたが、どうして高額になってしまうのでしょうか。ここでは水道工事の費用が高くなる理由について解説します。また、少しでも安くなるコツをご紹介しますので、可能な場合には実施してみてください。

    自宅前まで水道管が来ていない
    水道管が道路の下にありますが、その水道管から自宅の水道メーターまでの距離が遠くなっている場合がよくあります。その場合には引込み工事の料金がその分高くなる傾向にあります。

    具体的には自宅前まで水道管が来ている場合には引込み工事は2,3 mで十分ですが、自宅が大通りから離れている場合には10 m以上も工事を行わなくてはいけなくなります。また、自宅が大通りに面していても水道管が反対側にある場合には同様に料金が高くなる傾向にあります。

    もしも今新しく土地を購入しようとしている場合、将来的に水道工事料金を抑えるためには、あらかじめ水道管の位置を確認しておくとよいでしょう。なるべく近くを水道管が通っている土地を選ぶことをおすすめします。

    床や壁を壊す必要がある
    水道の配管を公示する場合、床や壁を壊さざるを得ない場合もよくあります。床や壁の表面を外すだけで配管工事が可能な場合には比較的リーズナブルに工事が可能です。

    一方で、コンクリートに穴を開けなくてはいけない場合などには、専用の工事器具を用いた大掛かりな工事となり、その分の作業人数や日数を要することとなります。つまり作業料金や原状回復のための料金が高くなってしまうということです。

まとめ

  • 今回は水道工事でDIYすることは出来るのかどうか、水道工事を依頼しなくてはいけない場面はどのようなときか、水道工事の費用相場、水道の工事が高くなる理由について解説してきました。

    水道工事は作業の内容によっては簡単なため、DIY可能ですが、配管の引込み工事などでは資格を保有している専門業者に依頼しないと法律違反となってしまいます。

    あらかじめDIYできる内容なのかそうでないのかを確認してから適切な対応を取るようにしましょう。

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