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コラム

水回り

三角パッキンは交換が必要?その理由と交換方法について解説

三角パッキンは水道の蛇口に取り付けられているゴム製の部品です。部品同士の接続部に取り付けられる部品で水漏れや異物の混入を防いでくれます。蛇口には必要不可欠な部品ですが、定期的にメンテナンスを行わないと水漏れなどのトラブルを引き起こしてしまうおそれがあります。

しかし「三角パッキンをなぜ交換しなければならないの?」「三角パッキンの交換の仕方がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。そこでこの記事では、三角パッキンの交換が必要な理由とその交換方法について解説していきます。

三角パッキンを取り替えなければならない理由

  • 三角パッキンは水漏れを防ぐ機能を持つ便利な部品ですが、ゴム製であるため経年劣化しやすいです。経年劣化が進むと硬化して柔軟性が下がり亀裂が発生するようになります。

    そして、亀裂部分から水が通過するようになり、結果として水漏れが発生してしまうのです。このように経年劣化の影響で水漏れを発生させてしまうため三角パッキンは交換が必要となってくるのです。

    なお、三角パッキンは定期的に交換が必要となってきますが、交換自体は手軽に行えます。また、ホームセンターなどで低価格で購入できるため費用面の負担も少ないです。

    このように、三角パッキンはこまめにメンテナンスを行える部品であるため、忘れずに定期的に交換を行うようにしましょう。交換以外にも掃除といったメンテナンスを日頃から実施していると三角パッキンの寿命を延ばせるため、興味のある方はぜひ実践してみてください。

三角パッキンの交換方法

  • 三角パッキンを交換しなければならない理由の次はその交換方法について見ていきましょう。一見難しそうに感じられますが、やり方さえ覚えれば簡単にできる作業です。

    工具を用意する
    まずは工具を用意しましょう。三角パッキンを交換するためにはパッキン付近の部品を一度取り外す必要があるため、取り外しに必要な部品をそろえていきます。

    交換に必要な道具は水栓用のレンチやスパナ、プラスドライバーです。これらを併用しながらハンドルやカバーナットの取り外しを行っていきます。

    三角パッキンを購入する
    次に交換用の三角パッキンを購入しましょう。三角パッキンは簡単に購入できますが、実際に買う際にはサイズに気をつける必要があります。

    サイズとしては呼び径13mmと呼び径20mmの2つがありますが、使用している蛇口の大きさがどちらに該当するかを事前に把握していないと、間違ったサイズのものを用意してしまうことになります。

    そして、三角パッキンのサイズは蛇口の品番を蛇口メーカのホームページで検索して蛇口のサイズを把握することで確認できます。また、三角パッキンを装着するパイプの外径を直接測るという方法でも大きさを確認できるため、お好みの方法でサイズを確認するとよいでしょう。

    止水栓を閉める
    工具と三角パッキンを用意したら、次は止水栓を閉めましょう。作業前に止水栓を閉めておかないと作業中に急に水が飛び出してくるおそれがあります。水が飛び出してくると作業に集中できなくなったり床が水浸しになったりしてしまうため、事前にしっかりと止水栓を閉めるようにしましょう。

    なお、止水栓はキッチンのシンク下などに取り付けられている場合が多いです。閉める作業は簡単でマイナスドライバーで栓を回すだけで完了します。少ない手間で対応できる作業であるため、絶対に行いましょう。

    残留水の処理とハンドルの取り外し
    止水栓を閉めたら内部に残っている残留水を取り除くために蛇口を開けましょう。残留水を取り除かずに作業を始めると急に水が飛び出してくるおそれがあるためです。

    そして、残留水の除去が完了したらいよいよハンドルの取り外しに移ります。ビスを緩めればハンドルは簡単に取り外せるため、ペンチやスパナを使って首尾よく取り外していきましょう。その後、ハンドルを取り外してその下にあるナットをスパナで取り除くと三角パッキンが見えてきます。

    パッキンを取り替えてもとに戻す
    ナットを外して三角パッキンを取り出したら、交換用の新しい三角パッキンを装着しましょう。そして、装着が完了したらその次は取り付けの作業に移ります。

    取り付けの作業は取り外しのときに行った作業を逆順に行うだけで完了します。部品の装着順を間違えないように1点ずつ取り付けていってもとの状態も戻しましょう。

    問題がないか確認する
    取り付けが完了したら最後は点検作業です。ここで点検作業を怠るとしばらくした後に問題が発生してしまう可能性があります。「取り付け後に水漏れが発生していないか」「ネジやナットに緩みは起きていないか」といった点を入念に確認して余計なトラブルが発生しないようにしましょう。

    また、もし点検の際に水漏れが見られた場合、水漏れの原因が三角パッキンではない可能性が高いため、何が水漏れを引き起こしているのかを再度確認する必要があります。

三角パッキンの交換が上手くいかないときは業者に依頼しよう

  • 三角パッキンの交換は基本的には個人で対応できますが、まれに交換が上手くいかないケースもあります。こうした場合は無理をせずに業者に対応をお願いするのが無難でしょう。ここでは業者に依頼するメリットや費用の相場などについて解説していきます。

    業者に依頼するメリット
    業者に修理を依頼すると手間なく簡単に修理が完了します。また、個人で三角パッキンの交換が上手くいかないときに無理に対応しようとするとかえって状況を悪化させかねません。

    そうなると、業者に依頼して修理をしてもらう以上に費用がかかってしまうケースもあるため、早い段階で業者に頼った方が金銭面でも負担が減ります。

    その他にも、修理中に個人では発見できなかった不具合を見つけて対応してくれる場合もあり、トラブル発生を未然に防止できるというメリットもあります。

    蛇口周りの修理費用の相場
    蛇口周りの水漏れに対する修理費用の相場は10,000円から30,000円程度が相場だといわれています。費用の詳細としては蛇口の修理費用が8,000円から15,000円程度となっており、蛇口の交換費用が18,000円から50,000円程度です。

    高くても数万円で済むため、費用面の負担をそこまで気にしない方は業者に対応を依頼するのが最もよい選択肢といえるかもしれません。

    また、個人経営の業者に依頼すると内容によっては5,000円程度で対応してくれる場合もあるため、修理を安く済ませたい方はこうした業者に連絡を入れてみるとよいでしょう。

    複数社から見積もりをとる
    業者に依頼をする際には、必ず複数社から見積もりを取るようにしましょう。同じ作業内容であったとしても業者によって値段が大きく変わってくるケースはよくあります。

    複数の見積もりを見比べて自分にとってベストなものを選択するのが賢明であるため、見積もりの依頼は必ず複数社に行うようにするとよいです。

まとめ

  • 三角パッキンは目立たない部品ですが、蛇口の機能を根底から支えている大切な部品です。そのため、日頃から交換などのメンテナンスをこまめに行って常にその機能を発揮できる状態を保ちましょう。

    なお、三角パッキン自体はホームセンターで安く購入でき、かつ交換も簡単であるため個人でも手間なくメンテナンスできます。

    また、交換作業が上手くいかないときは業者に対応を依頼しましょう。個人で無理に対応しようとするとかえって状況を悪化させかねないため、プロの力を頼るのが賢明です。

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