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コラム

トイレ

自宅のトイレでできるバリアフリー化リフォームは種類豊富!費用相場もご紹介

 

トイレのバリアフリー化は、自宅でもできることをご存じですか?

神奈川県では「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例・施行規則」を設けており、バリアフリー化に関心が高い県民の皆様も多いのではないでしょうか。令和5年(2023年)11月4日には「バリアフリーフェスタかながわ2023」も開催され、イベントを通してバリアフリーへの興味を持った人もいらっしゃると思います。

本記事では、バリアフリー化を考える人の中で、関心をもっている人が多い、トイレのバリアフリー化について解説していきます。
トイレバリアフリー化のリフォームを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

トイレバリアフリー化の種類

  • トイレのバリアフリー化は、手すりを付ける比較的簡単なものから、間取りの変更も行う大規模なものまで様々です。

    ここでは、トイレのバリアフリー化で多いリフォームの種類についてご紹介します。

  • トイレに手すりを設置する

    トイレに手すりを設置することで、便座から立ち上がるときや、便座に座るときに体幹を安定させることが可能です。
    また、便座に座っているときに体がぐらつく場合、手すりを掴めば安定した姿勢で排泄ができるようになるでしょう。

    ドアの開閉時には、体重が前方にかかってしまう傾向があります。
    手すりを掴むことで、ドアに向かって転倒するリスクも軽減し、安心してトイレに行くことができるようになるでしょう。

    手すりにはI字型のものとL字型のものがあり、I字型の手すりは立ち上がりや座るときに利便性が高く、L字型の手すりは立ち上がりや座るときの安定性だけではなく、座っているときに肘を置いて体を支えることもできます。

    可動式タイプの手すりもあり、水平に移動するものや、上下に移動するものがあるでしょう。

  • ドアを変更する

    開口部が狭いドアは開口部を広くすることや、開き戸や引き戸を既存のドアとは違うタイプに変更することで、力が弱い人や車いすを使っている人、杖を常用している人が、トイレの出入りをしやすくなります。

    引き戸としても開き戸としても使えるタイプのドアもあり、このタイプは一人で使うときと介助者・介護者と一緒に使うときとで、開口部の広さを用途に応じて変えることが可能です。

    ドアをバリアフリー化する際は、鍵が外からも開けられるように変更することがおすすめです。
    鍵を外からも開けられるようにすることによって、トイレの中に閉じ込められてしまったときや、トイレの中で体調を崩してしまったとき、転倒をしてしまったときに救助をしやすくなります。

  • 床の転倒対策

    病気や年齢で足元がおぼつかなくなると、小さな段差で転倒をしてしまう恐れがあるでしょう。
    骨が弱っていると転倒から骨折に繋がることもあります。

    また、転倒した方向によっては便器などの設備があり、頭を強くぶつけるといった大けがに繋がるケースもあるのです。
    段差をなくすことで、これらのリスクを軽減することが可能になります。

    段差はドアの出入り口に多く、ドアをバリアフリー化するときに、段差もなくしてしまう方が良いでしょう。

    床材も滑りにくい素材へ張り替えることができます。

    滑りやすさは転倒のしやすさも招くため、変更後の床材は、衝撃性に優れた床材や、滑りにくいコルク性の床材がおすすめです。

  • トイレの種類の変更

    一般的に、和式のトイレは加齢に伴い、足腰への負担が多くなると言われています。
    また、トイレの便座は冷たいため、体温の調整がうまくできなくなる高齢者と呼ばれる年齢になると、若いころよりもその冷たさが体に響くことがあるでしょう。
    この場合、暖房便座を導入することで、体にかかる負担が減ります。

    トイレには自動洗浄機能がついたタイプや、ボタンを軽く押すだけで洗浄ができるタイプもあります。
    洗浄のレバー操作が難しい場合、多機能型トイレを導入することで、トイレを使うときの利便性が上がります。

  • 間取りやトイレ空間の拡張

    トイレに介助が必要な人や、介護が必要な場合、トイレの間取り変更や、トイレ空間を拡張する必要があるでしょう。

    例えば、トイレを寝室の近くに移動させることで、夜間など介助の依頼が難しい時間帯に、自力でトイレに行けるでしょう。

    トイレの介護には2人の人間が悠々と動ける程度の空間が必要になります。
    狭い空間で介護をしようとすると、介護者がトイレの中で体をぶつけてしまい怪我をしてしまうことや、空間の狭さにより要介護者を支えることができず、介護者も要介護者も負傷をしてしまう恐れがあるでしょう。
    そのため、トイレ空間の拡張が必要になります。

    寝室など、空間に余裕がある部屋にトイレを設置することも可能です。

トイレのバリアフリー化のメリット

  • トイレのバリアフリー化は、体の負担を減らせるといったメリットや、家庭内で起こる事故を減らせるといったメリットがあります。

    掃除などのメンテナンスもしやすくなり、トイレを清潔に保ちやすくなるというメリットもあるため、バリアフリー化したトイレは、住みやすく居心地の良い家の一旦を担うでしょう。

バリアフリー化の費用相場

  • バリアフリー化の費用相場は以下の通りです。
    施工を依頼する業者によって費用は大きくことなる可能性があるため、実際に施工の依頼をする前に相見積もりを取る方が良いでしょう。
    また、価格相場は工賃の相場のため、材料費は別途必要になります。































  • 施工内容 費用相場(工賃)
    手すり設置 25,000円~
    ドアの変更 70,000円~
    段差の解消 50,000円~
    床材の張り替え 50,000円~
    トイレの変更 和式から洋式へ変更:350,000円~
    便器の変更:150,000円~
    トイレ空間の拡張 250,000円~

  • かながわ水道職人では、トイレのバリアフリー化も承っております!
    かながわ水道職人で行っているトイレのバリアフリー化は、主に以下の施工内容です。
    かながわ水道職人の費用相場には、材料費も含みます。

































  • 施工内容 費用相場(材+工)
    手すり設置 12,000円~
    ドアの変更 50,000円~
    段差の解消 20,000円~
    床材の張り替え クッションフロア:30,000円~

    フローリングなど:60,000円~
    トイレの変更 和式から洋式へ変更:300,000円~
    便器の変更:150,000円~
    トイレ空間の拡張 100,000円~

  • お客様宅のトイレの間取りや水道管の長さ、水道管の種類などによって費用は異なります。
    既存の壁などの状態により、ご要望通りの施工ができない場合もありますが、この場合は最適な代案のご提案をさせていただきます。

    お見積もりやお見積もり後のキャンセルも無料のため、ぜひ一度ご相談くださいませ。

トイレのバリアフリー化には補助金が使える

  • 介護保険には、住宅改修の補助制度が設けられており、要介護もしくは要支援の認定を受けている人は、住宅のバリアフリー化をする際に、介護保険から一部費用の補助が受けられます。

    手すりの設置やドアの変更以外に、ケアマネジャーが在宅介護をする上で必要と認めた設備も介護保険の補助対象となるでしょう。

    介護保険の補助制度には200,000円の上限額が設けられていますが、この額を一度に使い切るといった決まりはないため、数回に分けて申請することも可能です。
    また、要介護度が3段階上がった場合や、転居した場合には200,000円の枠がリセットされ、新たに200,000円の補助を受けることが可能となります。
    これらのリセットは、「3段階リセット」や「転居リセット」と呼ばれています。

    介護保険の補助制度を利用する場合、着工前に自治体に申請し、認可を受ける必要があるため、余裕をもった行動がおすすめです。

    リフォーム補助金などの補助金が利用できるケースもあります。
    詳しくは最寄りの自治体にご確認ください。

まとめ

  • トイレのバリアフリー化は、費用も時間もかかりますが、安心安全な生活を送る上で有効なリフォームです。
    大規模な改修ではなく、便座を暖房便座に換えたり、水洗をボタン式や自動洗浄タイプに換えるだけでも、バリアフリーとしての利便性が上がるでしょう。

    神奈川県では、バリアフリーの街づくりに力を入れています。
    障がい者や高齢者が安心して生活を送れるように、社会に参加できるように、障害者等の関係団体や事業団体、神奈川県民の皆様と協働をしているのです。

    バリアフリーについて興味のある人は、バリアフリーフェスタかながわが開催されたときに参加してみてはいかがでしょうか。

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