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給湯器のこれは故障?修理方法と交換のタイミング

ご自宅の給湯器は正常に稼働しているでしょうか。給湯器は様々なことが原因となり、お湯が出なくなったり異臭がしたり異音が発生したりと問題が起こります。

 

そんな時に適切な対処ができるように、ある程度の給湯器の知識をつけておく必要があります。

 

今回は給湯器の故障で起こる症状、修理のみで対応可能なケース、修理に必要となる費用相場、自力で修理できるかどうかについて詳しく解説します。

給湯器の故障で起こりやすい症状

  • 給湯器が故障すると実際どのような症状が出てくるのでしょうか。ここでは給湯器の故障で起こる主な症状を7つご紹介します。

    ■お湯が出ない
    給湯器の故障でまず症状として挙げられるのが、お湯が出なくなることです。一概にお湯が出なくなるといっても、いくつかのパターンがありますので、パターン別にご紹介します。

    水は問題なく出るがお湯が出ず他のガス器具も使用できないという場合、ガスメーターが遮断されている、ガス栓が閉まっている、ガス切れの可能性があります。

    少量の水しか出ない場合やリモコンの燃焼ランプが点灯しない場合には、給水フィルターが詰まってしまっている、給水バルブや給水栓が充分に開いていない、水栓金具の不具合などの可能性が考えられます。

    熱いお湯が出ず、ぬるくなってしまう場合には水栓金具の不具合、もしくは何らかの給湯器の不具合が考えられます。

    ■温度が安定しない
    給湯器の故障では温度が安定しないという症状も現れます。こちらもパターン別に解説します。

    1か所の水栓のみの温度が安定しない場合、この場合には水栓金具の不具合が疑われます。

    一方で全ての水栓で温度が安定しない場合には、何らかの給湯器の不具合が考えられます。リンナイ製の「ゆらぎのシャワー機能」は、温度が上がったり下がったりする機能がもとから搭載されています。これは故障ではありません。

    優先の切り替えが可能なリモコンを使用している場合には、操作中のリモコンが優先かどうかの確認をしてください。また、2004年以前に販売されていた製品については、湯船の水温と同じ温度設定しかできない場合もあります。

    ■煙が出ている、焦げ臭い
    給湯器の故障により煙が上がったり焦げ臭くなったりする場合もあります。では細かくパターン別に解説します。

    黒煙が出ている場合は、給湯器内で不完全燃焼を起こしています。使用を継続するのは危険ですのでこれ以上の使用はやめましょう。

    排気口や排気トップから白煙が出ている場合、排気ガスの中で水蒸気が白くなって見えているのかもしれません。この場合には恐らく問題はありませんが、念のため点検をすると安心です。

    給湯器を設置して間もない時期に臭いがする場合には、給湯器の組み立て時に利用した機械油が燃焼時に混ざって臭いがしている可能性があります。異常ではありませんので安心してください。

    一方で酸っぱいにおいや排気口に近づくと目がチカチカする場合は給湯器の不具合が考えられます。修理または交換を急ぐ必要があります。早急に対処しましょう。

    ■異音がする
    給湯器の不調により様々な音が発生します。それぞれのパターンでご紹介します。

    ピーとほら貝を吹いたような音がする場合は、空気とガスのバランスが悪くなっている、もしくはファンモーターの不具合の可能性があるので修理・交換をしましょう。

    風呂釜などで釜鳴り(ボコンボコン音)がする場合、循環パイプの勾配がおかしくなっていることが考えられます。

    配管の方から共鳴音が聞こえる場合、ウォーターハンマー現象が起こっている可能性があります。配管内の圧力を下げる装置を導入することで解消できるかもしれません。

    点火時に変な音が発生し小さな爆発音がする場合には、給湯器内で不完全燃焼が起こっています。ガス漏れが起こっている可能性がり危険ですので修理・交換を急ぎましょう。

    一方で、運転終了後のファンの音やポンプの回転音、ジュージューという蒸発音が発生することがありますが、これらはいずれも異常ではありません。

    ■水が出ない
    水が出なかったり、以前に比べて出が悪くなったりすることもあります。こちらはシャワー内のストレーナーという部分に水垢やゴミが溜まっている可能性があります。

    掃除で解消できますので一度綺麗にしてみましょう。

    ■料金が急に高くなっている
    使用料金が急に高くなったという場合には、給湯器からの水漏れを疑いましょう。

    温水機器の水入口元バルブがきつく閉まっているかの確認をしてください。緩んでいれば締め直しましょう。

    ■エラーコードが表示されている
    以下で紹介するエラーコードは不具合時によくみられるものです。参考にしてください。

    エラーコード111、112、113が表示されているときは、給湯や風呂が不具合を起こしている証拠です。一度電源プラグを入れ直して様子を見てください。

    エラーコード140が表示されることもあります。140は過熱を防止するために作動するものです。しばらく放置し、温度が元に戻ればエラーは消えるので心配はいりません。

給湯器の故障の修理対応で済むケース

  • 給湯器を使用し始めてから10年経過していなければ、修理のみで対応可能な場合が多いようです。部分的な故障や不具合であれば、その部品を交換して完了です。

    部分的な故障であっても古すぎる製品の場合、部品の生産が終了している可能性があります。その場合には修理ができず交換となります。詳しくは業者などに確認してみましょう。

給湯器の修理・交換の費用相場

  • 給湯器を修理する際に必要となる費用はおよそ7,000~9,000円です。

    また、お湯張り機能が搭載されている給湯器の場合には、コントロール機器の交換に伴い20,000円ほど追加料金が発生します。ここでご紹介した費用はあくまでも目安として参考にしてください。細かい状況によって価格は変化します。

    専門業者には詳しい作業内容と共に見積もり依頼を行いましょう。

給湯器の修理は自分で対応できる?

  • 実際に給湯器が不具合を起こしたときに自分で修理することは可能なのでしょうか。結論から言うと、給湯器の状態によっては応急処置を自分で行うことは可能です。

    ここでは自分で修理できる場合の方法をご紹介します。

    ■エラーコードが表示されている場合
    エラーコードの数字によって対処方法が異なります。以下の対処方法を実践してみてください。エラー002は水槽内の水やお湯を完全に抜き再操作をしてみましょう。

    エラー011、111の場合には電源を入れ直してください。エラー140の場合には修理もしくは部品の交換で解消できます。エラー161の場合にはお湯の水栓を閉めてください。その後運転を再開し再度水栓を開くと解消します。

    ■給湯器が凍結している場合
    給湯器が寒さにより凍結してしまっている場合には自然に解凍されるまで待ちましょう。この時にお湯をかけたりすると故障する危険性があるため、絶対にやめてください。

    ■給湯器の電源がつかない場合
    給湯器の電源がつかない場合には、リモコンの栓が腐食してしまっている可能性があります。しかし、これは腐食部分を切断してきれいな部分同士をつなげることで正常に作動するようになります。簡単ですので一度試してみてください。

まとめ

  • 今回は給湯器の故障時に起こる症状、修理のみで対等可能なケース、修理交換の際に必要となる費用、自力で修理できるかどうかについて解説してきました。

    給湯器の不具合は非常に様々なことが原因となって発生することが分かりました。そして多種多様な症状が発生する恐れがありました。また、異常ではない場合もあるなど症状は非常に複雑でした。だからこそ対処法を知っておく必要があります。

    もしも給湯器がおかしいと感じたときには今回の内容を参考にして、適切に対処してください。

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