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止水栓の場所・止め方・活用のタイミングを解説!

止水栓の役割や設置されている場所はしっかりと理解できているでしょうか。

 

止水栓は水回りの修理や工事をする際に操作する必要があり、設置場所を把握しておく必要があります。

 

そこで今回は止水栓の役割と設置場所、間違いやすい元栓との違い、止水栓が回らない場合の対処法について詳しく解説します。

止水栓とは?どこにある?

  • 水回りで何かトラブルが発生したときに、自分でそのトラブルを解決できる場合があります。

    しかし、その時には止水栓の位置を把握しておかなくてはいけません。ここでは止水栓がどこに設置されているのかを解説します。

    ■戸建ての場合
    戸建ての住宅にお住まいの方は、建物と道路の水道管の間を探してみてください。水道メータボックスの中に止水栓の元栓のレバーが見つかるはずです。

    一般的には道路寄りに設置されていることが多いようです。また、水道局の方が点検を実施しやすいように駐車場付近に設置されています。

    道路にある四角い蓋のようなもの(「量水器」「水道メーター」「止水栓」などと記載されている)が目印となります。いざというときのために場所を把握しておきましょう。

    ■マンションの場合
    マンションやアパートなど集合住宅の場合には玄関の近くやドア横に設置されています。特に玄関の隣にある収納部分に設置されていることが多いようです。

    玄関付近を探しても見当たらない場合には駐車場や駐輪場、共用スペースなどにあるかもしれません。とはいえ、建物によって細かい位置は異なります。こちらもいざというときに焦らないように、あらかじめ確認しておきましょう。

    ■ビルの場合
    ビルとなると止水栓のレバーの位置は建物によって異なるようです。また、ビル全体の止水栓を簡単に閉められるようでは問題です。

    基本的にはビルの管理者が、厳重に管理しています。もしも何らかの理由で止水栓を閉める必要があるならば、一度ビルの管理者に相談するようにしましょう。

止水栓の機能と役割

  • 水回りの工事やメンテナンスの際に一時的に水道を止める必要が出てきます。そんな時に必要になるのが止水栓です。止水栓はその名の通り、意図的に水を止めたり、水量の調節をしたりするための水栓を指します。

    基本的には給水管と水道設備の間に設置されていることが多いようです。詳しい設置場所は上記で解説しましたので参考にしてください。そして、トイレはトイレ用の止水栓、台所は台所用の止水栓というように部分ごとに止水栓が設置されています。

    では、止水栓の調整方法をご紹介します。

    止水栓にはハンドル操作が出来るタイプと、ねじで操作するタイプの2種類が存在しています。ハンドルタイプは簡単に手で栓を開けたり閉めたりできます。一方でねじタイプは開け閉めにマイナスドライバーが必要になります。

    止水栓は時計回りで閉めることができ、反時計回りで開けることができます。つまり給水を停止したいときには止水栓を時計回りに回し、給水を再開させたいときには反時計回りに回すことで給水が開始されます。

    完全に給水を停止することに加え、止水栓の閉め具合を調節することで水量の調節も可能です。水圧が弱くしたいときには止水栓を少しだけ閉め、強くしたいときには少しだけ開けることで、好きな水圧に調節することができます。

    止水栓のこの仕組みを利用することで、安心してトイレやお風呂の掃除・工事・修理・交換などが行えるようになります。また、シャワーの水圧が弱くて困っている方もいるようです。こちらも止水栓の閉めすぎが原因のことがあります。適度に止水栓を調整してください。

止水栓と元栓の違い

  • 止水栓とよく似たものとして「元栓」という栓もあります。止水栓を操作する際には、元栓についても理解しておきたいため、ここでは止水栓と元栓の違いについて解説します。
    ここまでで止水栓とは、水道からの水を一時的に止めたり水量を調整したりする際に使用する栓だとご紹介しました。

    細かく言うとトイレや洗面台などの各水道設備への給水をコントロールする栓のことを止水栓と言います。一方の元栓は、各設備ではなく自宅全体の給水をコントロールするための栓のことです。地下に張り巡らされている水道管からの水栓を元栓と言います。

    水道設備を工事したり修理したりする際にはほとんどの場合、トイレや洗面所など各部分の止水栓を閉めることで解決します。そのため基本的に元栓を閉める必要はありません。

    先ほどご紹介した戸建て住宅、集合住宅、ビルの栓の位置は止水栓の元栓の位置です。水漏れ修理などの際には各水道付近に設置されている止水栓を閉めるようにしてください。

    しかし、各水道の止水栓の位置が分からない場合や、どこから水漏れが発生しているかわからないという場合には止水栓の元栓を閉めても水は止まります。

    基本的に各水道の止水栓は、トイレの場合トイレタンクの横もしくは後方の壁、台所の場合はシンク下の扉の中、洗面所の場合には洗面台下の扉の中にあります。基本的な修理ではこれらの止水栓を閉めるようにしましょう。

    もしも止水栓が見当たらない場合には管理会社に確認するもしくは、先ほどご紹介した元栓を閉めて対応してください。

止水栓が回らないときの対処法

  • 止水栓は見つけたけれども回らないというトラブルが発生するかもしれません。ここでは止水栓が回らない原因と回らないときの対処法についてご紹介します。

    ■止水栓が回らない原因
    まずは止水栓が固まってしまっている可能性があります。長期間止水栓を動かさない状態で放置したままにするとパッキンの劣化や水垢やさびなど汚れが付着します。これらの要因によって止水栓が回りにくくなってしまいます。

    そして止水栓を回す方向や回し方が間違っているという可能性もあります。止水栓は最大まで開けたり閉めたりするとそれ以上は回らないつくりになっています。
    そのような状態で止水栓を無理やり回そうとすると壊れてしまう可能性があります。回らない場合は一度冷静になって、逆方向に回してみてください。全開もしくは完全に閉まっていた場合には逆回しで回るようになります。

    ■外ねじタイプの回し方
    トイレの止水栓でよく使用されるのが外ねじタイプの止水栓です。

    止水栓の溝にマイナスドライバーをしっかりと差し込み、止水栓を開閉してください。時計回りで水が止まり、反時計回りで水が出るようになります。

    ■内ねじタイプの回し方
    うちねじタイプの止水栓は溝の部分が突き出ていません。

    そのため通常のマイナスドライバーでは回しにくい場合があります。差し込む部分が大きいため、マイナスドライバーでうまく回らないときには専用の水栓ドライバーで試してみてください。回す方向は外ねじタイプと同じです。

    ■ハンドルタイプの回し方
    ハンドルタイプは蛇口と同じような形状をした止水栓です。基本的には手で回せますが、回らないときにはハンマーでたたいてみて軽く衝撃を与えてみてください。力を入れすぎると破損に繋がりますので気を付けましょう。

    全てのタイプに当てはまりますが、どうしても回らない場合にはいざというときに困らないように止水栓を交換するとよいでしょう。

まとめ

  • 今回は止水栓の説明と、設置されている場所、止水栓と元栓との違い、止水栓が回らないときの回し方などについてご紹介してきました。止水栓はトイレや洗面所、お風呂などの水回りの掃除をする時に操作する必要がある重要な部分です。

    いざというときに止水栓の役割や場所が分からずに焦ってしまうことのないよう、これを機にしっかりと理解しておくようにしましょう。

    また、どうしても回らない場合には無理に回さずに、新品に交換するなど検討してみてください。

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