年中無休・24時間受付・お見積り無料

コラム

水回り

排水管と水道管って何が違うの?トラブルの原因や対処法なども紹介

 

 

「排水管と水道管は一緒のものでしょう?」と思っている人も多いのではないでしょうか。実は、それは大きな勘違いなのです。排水管と水道管は別々のものであり、それぞれ生活に欠かせないものとなっています。

そこで今回は、排水管と水道管の違いについて詳しく見ていきましょう。トラブルが起きた際どのように行動すればいいのかもご紹介するので、参考にしてみてください。

排水管と水道管の違い

  • 排水管と水道管は同じものだと勘違いしている人も多いでしょう。

    排水管と水道管はそれぞれ別のものであり、担っている役割も違います。それぞれの特徴を見ていきましょう。

    水道管
    水道管は「給水管」と呼ばれているものでもあり、浄水場から送水するためにあるものです。耐久性や用途などは材質で違いはあるものの、塩化ビニール管やポリエチレン管などが使われていることが多いです。

    塩化ビニール管やポリエチレン管などはサビにくく、耐久性が高いので、トラブルが起きるのを抑制してくれます。

    排水管
    排水管は生活する上で流れる汚水を下水処理場に送るためのものです。トイレやお風呂、キッチンから流れる水の通り道が「排水管」と言えばわかりやすいでしょうか。

    排水管にも塩化ビニール管などが使われていることが多いです。材質の種類によっても強度や耐久性に違いはあるものの、最近では塩化ビニール製の排水管が使用されている傾向にあります。

    上記でも説明しましたが、塩化ビニール製の排水管は摩擦抵抗が少なく、通水性能も高いので排水管としての役割を十分にこなしてくれるのです。

排水管トラブルの原因

  • 汚水が流れる通り道で排水管にはいろいろなトラブルが起こりがちです。排水管にはいろいろなものが流れるので、詰まりを引き起こしやすいです。

    排水管が詰まると水が逆流してくることがありますし、水漏れする危険性もあります。

    特に集合住宅に住んでいる人は水漏れが下の階にまで及んで、大きなトラブルに発展することもあるのです。その前に、排水管トラブルの原因について知っておくことが大切です。

    トイレ詰まり
    トイレの詰まりは一度に多くのトイレットペーパーを流したり、水に溶けないものを流したりすることが原因で起きます。トイレットペーパーは水に溶ける性質ですが、大量に流すと溶けるスピードが追いつかなくなって排水管に詰まってしまうのです。

    また、水に溶けないものを流すとトイレの排水管は繊細なので、すぐに詰まってしまいます。トイレに流せるのはトイレットペーパーと排泄物のみです。それ以外のものを流すとすぐに詰まる可能性があるので注意してください。

    キッチンの詰まり
    キッチンの詰まりは排水管に食品カスや油などが流れることが原因で起こりやすいです。油は冷えると固まる性質を持っているので、そのまま排水管に流すと管内で冷えて固まってしまいます。

    油汚れが積もり重なることで他の汚れも吸着し、詰まりを引き起こしてしまうのです。しかも、雑菌が繁殖してぬめりの原因にもなります。

    お風呂の詰まり
    お風呂のつまりは髪の毛や洗剤カスが原因で起こりやすいです。排水溝には毎日髪の毛が流れるのですが、水やお湯では溶けないのでずっと滞留することになります。

    髪の毛は集まると絡まりやすいですから、大きな塊となって排水管の中に留まり、水の流れを悪くして詰まりを引き起こすのです。

    髪の毛の詰まりにシャンプーや洗剤のカスなどが重なると雑菌が増えて、異臭を発生させることもあります。

排水管トラブルの対処方法

  • 排水管トラブルを解決するためには、それぞれの原因に合わせて対処しなければいけません。ここからは場所ごとの排水管詰まりを解決する対処法をご紹介していきます。

    トイレ詰まりの対処法
    トイレの詰まりはラバーカップが効果的です。ラバーカップを複数回押したり引いたりすることで、水圧により排水管の中に詰まった汚れを取り出せる可能性が高いです。

    詰まったものが出てきたら、水に溶けないものは取り出し、水に流せるものは少しずつ流していきましょう。

    ちなみに、固形物が排水管の奥に流れてしまった場合は一般の人の手には負えません。すぐに業者に依頼して取り出してもらいましょう。

    キッチン詰まりの対処法
    キッチンつまりは重曹とお酢を使った方法が効果的です。重曹とお酢を1:2の割合でふりかけて、1時間程度放置するだけです。しばらくするとシュワシュワと発砲してくるので、1時間たったら50度程度のお湯で流していきましょう。

    正常に水が流れるようになれば詰まりが解消された合図です。

    お風呂詰まりの対処法
    お風呂詰まりの場合はパイプクリーナーが効果的です。排水管にパイプクリーナーを流し、指定された時間をおいたら水を流すだけなのでとても簡単です。

    定期的にパイプクリーナーを使って排水溝の中をお手入れしておけば、つまりの予防にもなるでしょう。

    ちなみに、パイプクリーナーにもいくつかの種類があるのですが、錠剤タイプならポンと排水管に落とすだけなので面倒な手間は何もかからず、気軽にお手入れできます。

排水管詰まりの予防方法

  • 排水管が詰まるととても厄介です。異臭を発生させる可能性がありますし、水漏れが起きる場合もあります。

    排水管詰まりを予防するためにも、以下でご紹介する方法を今日から試してみてください。

    定期的にお手入れする
    排水管詰まりを予防するためには、定期的に掃除してきれいにしておくことが大切です。自分では気付かないうちに、排水管にはいろいろな汚れが溜まっています。

    最初は小さな汚れだとしても、積もり積もれば大きな汚れとなって、水の通り道を塞いでしまうのです。

    小さな汚れのうちから対処することで排水管詰まりの予防につながりますし、毎日快適に水回りが利用できるようになるでしょう。

    お手入れ方法には3つの種類があります。1つ目はお湯を流すことです。台所の場合は毎日使い終わった後にお湯を流すだけで、メンテナンスになります。

    ただし、お湯の温度に気をつけてください。50度以上の熱湯を流すと排水管自体が歪んだり、傷ついたりする可能性があるので注意が必要です。

    排水管に向かって50度程度のお湯を流すことで冷えて固まった油汚れも落とせますし、つまりの予防になるのです。

    また、洗面台やお風呂の場合はパイプクリーナーでお手入れすると良いでしょう。上記でもお伝えしましたが、パイプクリーナーには、液体のものもあれば、錠剤タイプのものもあります。使いやすいタイプを選んで、週に1回程度を目安にお手入れしてあげてください。

    業者にクリーニングを依頼する
    プロの業者に依頼して、水回りの定期的なクリーニングを依頼するのも効果的です。

    業者に依頼すれば専用の薬剤や機械などを使ってクリーニングしてくれるので、清潔に保つことができます。

    つまりの原因となる細かな汚れもしっかり排除してくれるので、つまりトラブルに悩まされる心配は少ないでしょう。

    定期的なクリーニングを依頼すると費用はかかりますが、もし排水管が詰まって被害が大きくなるとより高い修理代が請求される場合もあります。修理代を抑えるためにも、定期的なメンテナンスを今からしておきましょう。

まとめ

  • 排水管が詰まると生活に支障が出る場合があります。異臭が発生したり、水漏れしたりなどいろいろなトラブルが起こりかねないので、今からでも対策しておくことが大切です。
    今回は今日からでもできる簡単な予防方法をご紹介したので、ぜひ試してみてください。また、排水管が詰まって自分ではどうにもできないと思ったら速やかに業者に相談することが大切です。

    無理に対処をしようとすると余計に排水管が傷つく危険性があるので注意してくださいね。

いますぐお電話 0120-492-315 年中無休 24時間受付 お見積り無料