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洗濯機の周りで水漏れが発生!その原因や対処法について解説

洗濯機の周辺から水漏れが発生して対処に困った経験はありませんか?洗濯機の周辺は、狭いスペースであることが多いことから、原因の究明や対処に時間がかかってしまいやすい場所です。

そのため、洗濯機周辺の水漏れが発生した時に備えて対処法や予防方法を押さえておくと効果的です。では、具体的にどのような対応をすれば良いのでしょうか?そこで今回は、洗濯機の周りで水漏れが発生した際の原因や対処法について解説します。

洗濯機からの水漏れにおいて考えられる原因

  • 洗濯機から発生する水漏れで考えられる原因は、場所によって異なります。そのため、原因を探る際は、水漏れが発生しやすいポイントを押さえておきましょう。

    まず、洗濯機本体から水漏れが発生する場合です。洗濯機の下が水で濡れていた場合は、洗濯機本体からの水漏れである可能性が高く、ホコリや衣類の繊維を中心としたゴミがつまってしまうことで水漏れが発生する場合もあります。

    洗濯機の下が濡れている場合は、洗濯機下部の構造に問題があると考えられるため、自力での対処が難しく、専門の業者に相談して対処してもらうことがほとんどです。

    洗濯機本体からの水漏れは、ゴミをキャッチするフィルターや洗濯槽に汚れが蓄積されることでも発生します。そのため、適度に掃除をしておくか、汚れがひどい場合は新しいものに交換が必要です。

    一般的に洗濯機の寿命は7年から8年ほどとされています。洗濯機本体からの水漏れは、経年劣化が原因になることもあるため、使用している洗濯機がある程度年数経過している場合は、修理ではなく買い替えを検討しましょう。

    続いて、洗濯機の給水部が水漏れの原因になる場合です。給水部とは、水を洗濯機に送る蛇口からホースにかけての部分を差します。

    給水部分が原因で水漏れが発生する場合は、蛇口との接続部分がゆるんでいるか、給水ホースが劣化していることが多く、洗濯機から水漏れが発生していた時と同様に点検が必要です。

    蛇口周りで多く発生するのが、ナットのゆるみやパッキンの劣化です。ナットがゆるむことで接続部分の隙間から水漏れが発生し、パッキンが劣化していることで、ゴムがゆるくなり水が漏れ出します。

    また、パッキンは、蛇口部分以外に給水ホースにも取り付けられているため、両方のパッキンの状態を確認しておく必要があります。

    蛇口とパッキンの劣化は、目で見て水漏れを確認しやすい箇所ですが、蛇口と壁の間で水漏れが発生した場合は、蛇口の位置調整などが必要になるため、業者に修理を依頼しなければならなくなることがほとんどです。

    給水部分は、強い水圧がかかり続けるため、細かいパーツにも負荷がかかりやすいのが特徴です。強い負荷がかかるほどパーツへの負担が大きくなるため、普段使用している水の量などを参考にして対策を取る必要があります。

    最後に、排水部分で水漏れが発生する原因です。主に、洗濯機本体と排水口をつなぐ排水ホースに亀裂が入ることによる水漏れが考えられます。

    通常排水ホースは、洗濯機本体の下部などの手の届きにくい場所に位置しているため、お手入れがしにくく、汚れも溜まりやすい場所です。

    また、交換の目安として、5年ほどのサイクルでの交換が推奨されているため、何年も使い続けていることで水漏れが発生しやすくなります。

    排水ホース自体の不具合のほかに、排水ホースとつながっている排水口との接続部分で水漏れが発生するケースもあります。

    この場合は、接続部分のゆるみが原因であることがほとんどですが、排水口には直接まっすぐ排水ホースを接続するタイプとL字型になっているタイプがあるため、正しく接続しないと、交換したばかりでも水漏れが発生しやすくなります。

    さらに、排水口では衣類の繊維などが蓄積されやすいため、ゴミが溜まることで排水の効率が低下し、水漏れはもちろん、排水ホースの破裂も発生するリスクが高まります。

水漏れの原因別の対処方法は?

  • 水漏れの対処は、しっかりと事前に原因を特定し、効果的な対処をするのがポイントです。また、パーツの交換を必要とする際には、サイズや型式を必ずチェックしておきましょう。

    では、主にどのような方法で対処すれば良いのでしょうか?ここでは、水漏れの原因別の対処方法について解説します。

    ナットなどの接続部分から水漏れが発生している場合
    蛇口のナットのゆるみが原因で水漏れが発生している場合は、モンキーレンチを使用して締め直すことで簡単に対処できます。

    ただし、蛇口のナットのサイズや形状は様々なので、事前に規格を確認してから工具を準備するようにしましょう。

    ホース自体から水漏れが発生している場合
    給水ホース、排水ホースのどちらから水漏れしている場合は、基本的にホースの交換が必要です。ホース類は、自分でホースを切りながら長さを調整していくため、自宅に設置する場所を考慮して長さに余裕を持って準備しておきましょう。

    すぐに新しいホースを準備できない場合は、補修テープなどで接着しておくことで応急処置ができます。ただし、強い水圧がかかると剥がれてしまう可能性があるため、使用する水の量には気をつけましょう。

    洗濯機の下から水漏れが発生している場合
    洗濯機の下から水漏れが発生している場合は、床や壁への浸水だけではなく、洗濯機本体への故障にも影響を与えてしまうため、迅速な対応が必要です。

    また、この場合の原因の多くは、汚れが蓄積されて発生するため、排水口の掃除や排水ホースが正しく接続されているかの確認、洗濯機の排水フィルターにホコリが溜まっていないかを確認し、蓄積される前にお手入れをしておきましょう。

    洗濯機の下から水漏れが発生すると、電源プラグやスイッチなどの電気系統にも悪影響を与え、漏電の危険性が高まるので注意しながら対処しましょう。

洗濯機からの水漏れを防ぐための予防方法はあるの?

  • 洗濯機からの水漏れを事前に防ぐ方法はあるのでしょうか?洗濯機周りの掃除はもちろん大切ですが、合わせて使用方法を見直すほか、こまめにパーツの消耗具合を確認しておくことで、水漏れのトラブルを防ぐことができます。

    普段から大量の衣類を入れて洗濯をしている場合は、全体の3分の2以下に洗濯物の量を抑えておくことで洗濯機への負荷を減らせる上、汚れも効率よく落ちるようになります。

    また、洗濯機を使用すると、蛇口やホース類にも大きな負荷がかかるため、パーツのゆるみや消耗具合をまめに確認し、必要に応じて交換しておくことで大きなトラブルを予防できます。

まとめ

  • この記事では、洗濯機の周りで水漏れが発生した際の原因や対処法について解説しました。洗濯機の周りのスペースは狭く、普段あまり掃除が行き届かない場所になります。そのため、少量の水漏れが発生しても気づきにくく、放置されやすい場所でもあります。

    洗濯機の周辺において、水漏れが発生しやすい場所やポイントを押さえ、実際に水漏れが発生する前にできることを行いましょう。

    また、洗濯機の周りに物を置きすぎると、水漏れが発生した際に被害が拡大します。洗濯物の量を少なく調整することも含めて、使用環境を改善させるのも水漏れを発生させないための有効な方法という点を心がけておきましょう。

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