コラム
キッチン
システムキッチンの修理は住みながらでも可能?修理の流れは?
「古いシステムキッチンを修理したい」
「新しいキッチンに交換したい」
長くキッチンを使っていると、こうした要望が生まれるのではないでしょうか。
しかし気になるのがシステムキッチンの修理は住みながらでもできるのか」という点です。住みながら修理ができない場合には、工事期間中にホテルやウィークリーマンションを手配する必要があります。
そこでこの記事では、システムキッチンの修理は住みながらできるのか、修理の流れはどのようなものなのか、修理の工事期間を短くするコツなどをご紹介します。
システムキッチンの修理は住みながらでもできる
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システムキッチンの修理は住みながらでも可能です。
リフォームや修繕のなかでもシステムキッチンの修理は範囲が広く「一時期だけとはいえ、家を離れなくてはいけないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし実際には、居住範囲にはほとんど影響がなく、作業自体もコンロの付け替えなど小規模なものであればスピーディに完了します。
ただし、位置変更を伴う大規模なリフォームの場合には、短い間家を離れる必要があるケースもあります。
システムキッチンの修理にかかる期間
システムキッチンの修理にかかる期間にかかる会館は、全体を交換する場合で2~3日となります。キッチンを交換するにあたって、あわせて壁紙を張り替える、床を張り替えるなどの作業も行う場合には5~8日程度見ておくとよいでしょう。
システムキッチンの修理で期間を要するケースは、位置変更・向きの変更を伴うケースです。
排水管の位置変更を行うとどうしても期間が必要となり、2週間~1ヵ月程度の期間がかかってきます。
また、リフォーム業者・水道業者の繁忙期には、連続した日にちで工事を行ってもらえない可能性もあります。なかなか予約がとれない、予約はとれたけれど期間中に作業を行えない日があるため長期間となった、といった場合も想定しておきましょう。
住みながら修理するデメリット
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住みながらシステムキッチンを修理する際には、次のようなデメリットが考えられます。
キッチンが使えない
システムキッチンの修理を住みながら行うデメリットとしては、まず「工事の最中にキッチンが使えない」ということがあります。1~2日なら不便を感じることは少ないかもしれませんが、数日~1ヵ月程度かかるとなると負担に感じることもあります。
食事の支度はもちろん、キッチンで簡単に洗いものをすることもできなくなります。
そのため、工事期間中の食事や飲み物はどうするか、洗いものはどうするかなどを事前に家族と話し合っておきましょう。
工事の音が気になる場合がある
キッチンの修理を住みながら行うと、どうしても工事の音が気になってしまう場合があります。
一般的な業者であれば極力ムダに音を立てないよう作業してくれますが、それでも生活の負担となることがあるでしょう。
そのため住みながらキッチンの修理を行う際には、音が出やすい時間帯は外出する、隣家にも知らせておくなど対処するようにしましょう。
住みながら修理するメリット
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システムキッチンの修理を住みながら行うことには、もちろんメリットもあります。
余計な費用がかからない
工事期間中ホテルやウィークリーマンションなどを利用するとかかる費用も、住みながら修理すれば一切かかりません。
余計な費用がかからないのは大きなメリットとなるのではないでしょうか。
工事の様子がチェックできる
初めて工事業者に修理を依頼する場合には「きちんと作業してくれているのか」「意図がしっかり伝わっているか」など、心配になるケースもあるでしょう。
自宅にいながらキッチンを修理できれば、都度様子を見ることができ、不安がある場合には業者に直接相談することもできるので安心感があります。
防犯面でも安心
業者に依頼してシステムキッチンを修理する流れ
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キッチンのリフォームをする際には、まずは工事を依頼する業者を探すことから始めましょう。費用や実績、対応エリアなどを確認して、めぼしいところが見つかったら問い合わせをします。
その後、現地調査を実施して修理範囲を確認し、見積もりを出してもらいます。
見積りに納得ができたら依頼となり、キッチンの手配をスタートする流れです。
実際に工事が始まってからは上記でご紹介したとおりの工期で修理が完了するでしょう。
業者を探す際にはなるべくじっくりと、それぞれの業者の強みや利用のメリット、キャンペーンなどを比較してから選びましょう。そのため、ある程度期間に余裕をもっておくことをおすすめします。
これらを考えて期間を出すと、業者を探し始めてから工事が完了するまで、1~2ヶ月程度と考えておくとよいでしょう。
工事の流れ
キッチンの工事を行う際には、まず周囲に汚れや傷がつかないようにする「養生」を行い、既存のキッチンを解体します。
解体後は既存のキッチンを撤去し、給排水管の工事を行います。ガス配管工事、電気工事を行ったあと、下地を作り前面パネルを取り付けます。
レンジフードを取り付けた後、キッチン本体を取付けてコンロを取り付けます。その後、壁との隙間をコーキングで埋めクロスの張り替えを行います。
キッチン周辺を片付けておく
キッチン周辺の片付けを行っておくだけでも、工期の短縮につながります。
一般家庭であれば、キッチン周辺にはさまざまなものを収納しているでしょう。食器や調理器具、家電など、考えてみるとそれぞれ移動させるだけでも意外に時間がかかるのではないでしょうか。
工事が始まってからこれらを片付けるとなると時間がかかり、できるところから始めていくためどうしてもスタートが遅くなってしまいます。作業開始が遅くなれば、予定の工期で終わらない可能性もあります。
またキッチン以外にも、業者が作業するスペースはできるだけ広く確保し、作業がスムーズに行えるようにししておきましょう。
なるべく平日を選ぶ
水道業社は土日も営業しているところが多いものの、リフォーム業者は平日の稼働が中心です。土日は休みとなる業者が多いため、土日中心では予約が取りにくくなってしまう可能性があります。
コンロの載せ替えなど、1~2日で終わる小規模な修理であれば、なるべく平日を選ぶことをおすすめします。
まとめ
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今回は、システムキッチンの修理について、住みながらの工事は可能かどうか、修理の流れ、キッチン修理の工期を短くするコツなどをご紹介しました。
住みながらのリフォームは余計な費用が発生しないという大きなメリットがある反面、騒音をストレスに感じるリスクもあります。
なるべくなら短い期間で工事を完了できるよう、できることは事前に確認し、スムーズに工事を進められるようにしましょう。