最新トイレは何がすごい？驚きの機能を紹介 -かながわ水道職人 -神奈川県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

1990年代より前に設けられたトイレだと、大流しで1度で13〜20リットルの水を消費しますが、近年はどの製品メーカーも節水に力を入れており、大流し1度で4～6リットルとおおよそ半分以下の節水をできるようになりました。

以下、代表的な節水機能を3つあげます。

竜巻洗浄
その特徴は渦を巻くようなトルネード（竜巻）水流で、少ない水を効果的に用いながら、頑固な汚れも効率よくクリーンにします。手の届きにくい便器の内側もきちんと洗浄してくれます。

パワードライブユニット
水流を操作するパワードライブユニット内にある 4リットルの洗浄水全部が鉢内のあらゆるところにまわり騒音なくきちんと強力汚れを洗い流す機能です。

ターントラップ洗浄
ターントラップタイプでは、普通の水洗トイレ内にある排水管からのイヤな臭いの侵入を防止するトラップを取り除いて、新しく上を向いた排水口を作り出し、使うときにはその排水口を自動で下方向に回転させるようにする構造になっています。

これによりトラップを越えるために必要だった水の量を減らすことができて節水できるのです。

トイレは自宅内でも汚れやすく、デコボコが多いので清掃が行き届きにくいところです。

よって、各製品メーカーがとりわけ注力しているポイントは清掃のしやすさです。 訪問客がよく使う場所でもあるので、いつも清潔に保っておきたいですよね。ここからはトイレ掃除を軽減できる機能の3つをご紹介します。
縁のない形
古い便器は縁の内側から水流するタイプです。清掃がしづらく、汚れが蓄積されやすいことが課題でした。一方近年のトイレは便器の縁を排除したので掃除も簡単です。

ゆるやかな形なので、力を入れずに横切れを清潔に拭けます。

シャワーノズル付き
縁のない形をしており、汚れが見えなくなることがありません。そのスペースにノズルがスムーズに収納されているのでデコボコがない分楽に掃除できるのが特徴です。

掃除リフト
以前は清掃できなかった、ウォシュレットの下部分も清掃できる構造になっています。 側のレバーを引き出してまわすと、ウォシュレットの前方が持ち上がる使いやすいリフト機能。 ウォシュレット本体と便器箇所の間を手軽に清掃できます。

旧便器では便座の表側と裏側の継ぎ目の溝に汚れがつくことがありました。「キレイ便座」という機能は汚れが入り込む溝がないので、日頃の清掃がスムーズです。便座裏側は汚れを防ぐ素材なので、一度汚れても一拭きするだけで綺麗になります。

上記でご紹介した以外にも、さまざまな優れた機能をもつトイレがあります。たとえば、トイレ内の臭いについては多くの人が不快を感じる部分です。

また、ウォシュレットに換えると電気料金を気にする方も多いのではないでしょうか。いくつか臭い・雑菌を防止する機能と節電機能の例をあげていきます。

きれい除菌水
こちらは、水道水を電気分解して製造される除菌成分が入った水で、薬剤を使用するものではありません。

トイレを使った後に、除菌水の霧を吹きかけ「便ばち」内を除菌します。トイレ使用後の温水洗浄ノズルも除菌水でオート洗浄し、黒ずみの原因となる見えない雑菌や汚れを分解してくれます。

プラズマイオンクラスター付き
便器ばち内部にプラズマクラスターイオンを出し、便ばちの表面だけでなく、温水洗浄器のノズル周辺、便フタ裏面や便座裏面など、便ばち内の全域を除菌します。

そのため、はち内の浮遊カビ菌を抑え、においの発生を抑制します。くわえて、トイレを未使用時にも除菌できるので、常にきちんと消臭してくれるのです。

ハネをガード
水の表面上につくったアワの膜でキャッチし、男性立ち小便時のハネつき汚れなどを抑える機能です。事前にキッチン専用中性洗剤をタンクに補充しておき、使うときにハネつき防止ボタンを押すと便器内部の水位が下降しアワが生じます。

激落バブル
タンクに補充しておいた市販のキッチン専用中性洗剤のアワが水を流すごとに清掃をしてくれます。

トイレがオートマチックで便器を綺麗にするので、家事負担を減らしてくれる便利なシステムです。洗浄するごとにサイズの違う2つのタイプの泡で汚れをきちんと洗浄してくれます。

自動節電
暖房便座や温水の保温など、不使用なときはオートで温度を下げたり電源を切って節電してくれる機能です。

体感センサーによって人の入室を検知するまで作動しないものやトイレの使用状況に応じて調整するもの、タイマー設定可能なものなど、節電方法は商品によりバラエティーがあります。

停電でも洗浄
リモコン洗浄する種類のトイレは停電したときに水を流すことができないので、停電になったときでも流せる機能があると助かります。

バケツで排水用の水が準備できればマニュアルで流せるシステムや、オプションを付けて乾電池により洗浄可能な製品、内蔵された小さなタンクに貯水された水で洗浄する種類など、その対応策は製品メーカーによりいろいろです。

ここまで、最新のトイレ事情についてその驚きの機能を紹介してきました。かなり多機能になっていることに驚かれた方もいるのではないでしょうか。

毎日お世話になるトイレです。悔いのないように製品を選んでみてください。