コラム
水回り
排水管の高圧洗浄のメリット・デメリットを紹介
長い期間、排水管を掃除せずそのままにしていませんか?排水管を掃除せずそのまま放置してしまうと、汚れがこびりついてしまいます。
また、汚れが蓄積されてしまうと固まってしまい、つまりの原因にもなりかねません。
そんな時、便利なのが高圧洗浄による掃除です。
高圧洗浄を使用して掃除することで、パイプクリーナーやラバーカップでは対処できなかった汚れも解消することができます。
では、高圧洗浄はどうやって行えば良いのでしょうか?そこで今回は、排水管の高圧洗浄のメリットやデメリットについて解説します。
自分で高圧洗浄するメリット・デメリット
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高圧洗浄は大掛かりな掃除方法であるため、自力では掃除が難しいイメージがありますが、高圧洗浄機を用意して正しい使い方をすれば、自力でも高圧洗浄することができます。
しかし、高圧洗浄機は決して安くありません。使用方法もしっかり理解しておかなければいけません。
そのため、自分で行う場合のメリットやデメリットを押さえて導入を検討するのがおすすめです。
ここでは、自分で高圧洗浄するメリットとデメリットについて解説します。
自分で高圧洗浄するメリット
自分で高圧洗浄する場合は、まず高圧洗浄機を用意しなければなりません。
高圧洗浄機の費用相場は、約1万円台から4万円まで幅広いのが特徴です。
高圧洗浄機のメーカーやスペックによって費用は変動しますが、排水管の掃除をする道具の中では圧倒的に高額です。
しかし、業者に依頼して機器を導入するよりも安上がりなので、今後継続して使用したい場合は、自分で購入しておくのも有効な手段です。
高圧洗浄機は、排水管以外の場所でも応用できるのもメリットです。
例えば、庭先の雑草や泥に対して高圧洗浄機を使用すれば、根こそぎ一気に除去することができます。
このように、タイミングに左右されることなく好きなタイミングで使用できるのが、自分で高圧洗浄する大きなメリットになります。
自分で高圧洗浄するデメリット
高圧洗浄機は、ホームセンターからネットショップまで様々な場所で手に入ります。
しかし、ネットショップを中心に格安モデルで販売されている高圧洗浄機もあることから、機能性や耐久面が劣っている機種が紛れている可能性があります。
また、正しい使い方をしないと効率よくつまりを解消できないこともある上、高圧洗浄機を準備する労力や手間もかかります。
自分で高圧洗浄する際のポイント
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自分で高圧洗浄をする際には、いくつかポイントがあります。
自分で高圧洗浄機を使用する際には、各ポイントをしっかり押さえておきましょう。
まず、早朝や夜間の使用は避けることです。
高圧洗浄機は高い除去能力がある分、騒音も大きいという特徴があるため、早朝や夜間に使用すると近所迷惑になってトラブルに発展してしまいます。
最近では、静音性のある高圧洗浄機も登場していますが、それでも静かな空間で機械の音はかなり目立つので避けましょう。
また、高圧洗浄機を使う前に長い作業着や安全メガネを着用しましょう。
高圧洗浄機の水圧の威力は、想像以上に強いです。
肌を露出しての作業は危険な上、怪我のリスクも発生するため避けておきましょう。
水圧によって勢いよく水や汚れが飛び散るため、作業着などの汚れても良い服で作業することと飛沫から目を守るための安全メガネも忘れずに着用しましょう。
使用する高圧洗浄機がお湯に対応しているかどうかも確認しておきましょう。
お湯に対応していない高圧洗浄機にお湯を使ってしまうと、故障の原因になります。念の為、ぬるま湯での使用も避けた方が無難です。
高圧洗浄機を使用した後の後始末にも注意しましょう。
高圧洗浄機を使い終わった際、しっかり圧力と水を抜いておかないと誤って噴射してしまう恐れがあるため、必ず使用後には残りの水や圧力を確認しておきましょう。
業者に依頼するメリット・デメリット
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自力で高圧洗浄機を使用して掃除する方法のほかに、業者に依頼して対処してもらう方法があります。
ただし、業者に依頼する際にもメリットとデメリットがそれぞれあります。このメリットやデメリットを十分考慮して、業者に依頼するかを検討しましょう。
ここでは、その業者に依頼するメリットやデメリットについて解説します。
業者に高圧洗浄を依頼するメリット
業者に高圧洗浄を依頼した場合の大きなメリットは、掃除の精度や業務用の強力な高圧洗浄機で対応してくれる点です。
何度も排水管の掃除に対処したことのある業者であれば、業務用の高圧洗浄機であっても、作業精度が高い掃除効果が期待できます。
また、水の飛散などの注意点や衛生面などを気にしなくても良いので、作業服などの備品を買い揃える必要もありません。
自分で対処するよりも、手際よく短時間で掃除してくれることもメリットになります。
業者に高圧洗浄を依頼するデメリット
業者に高圧洗浄を依頼する際のデメリットは、何より高額な費用が発生するということです。
業者に依頼することで、自分で高圧洗浄機を用意する負担が減って楽になると思ってしまいますが、業者の場合は、基本料金に作業工賃や出張費などがさらに加算されます。
そのため、場合によっては自分で高圧洗浄機を準備する費用以上の料金が発生してしまうことが考えられます。
また、排水管の状況によって作業方法が変わることがあるため、自宅の排水管に下見に来ることも重要になります。
事前に排水管の下見をする場合は、後日改めて実際の掃除に取り掛かるといった段取りが一般的なため、掃除開始までに時間がかかってしまいます。
業者に依頼する場合は、自分で排水管を掃除したくないという人やきれいさっぱり洗浄してもらいたい人におすすめです。
業者に依頼する際の選び方
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業者を選ぶ際には、必ず見積もりを複数の業者に取ってもらい、作業内容や費用などを比較しながら選ぶのがコツです。
同じ高圧洗浄で掃除を行っている業者でも、費用やサービス内容には差があります。
費用が安いというだけではなく、作業の精度や作業実績、見積もり後のキャンセルが可能であるかどうかまでチェックしながら比較検討すると安心です。
また、連絡のスピードが速い業者を選ぶのもポイントです。
排水管の汚れは、時間が経過するにつれて、頑固で落ちにくい汚れに変わります。
そのため、なるべくスピーディーに相談を済ませ、実際の作業に取り掛かれる業者を選択できれば、汚れがひどくなる心配もありません。
まとめ
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この記事では、排水管の高圧洗浄のメリットやデメリットについて解説しました。
市販されている高圧洗浄機でも、排水管の汚れに対して大きな掃除効果をもたらします。
自宅の環境にマッチし、操作しやすい高圧洗浄機を選ぶと長期的な使用もしやすくなります。
自力で掃除する場合のメリットとデメリットを念頭に入れ、必要に応じて業者への依頼を検討するのがおすすめです。
業者を探す際、信頼できる業者を見つけておけば、今後高圧洗浄をしたいタイミングでいつでも気軽に依頼できるようになります。
また、一度業者を決めてしまえば、その後は排水管周りの環境も把握した上での作業になるため、相談に時間をかけずに作業に取り掛かってもらえます。
このように、排水管を掃除するタイミングで困らないように、事前にどの方法を使って対応するかを決めておくことが、迅速な排水管の汚れの対処に繋がります。