ウォシュレットから異音がしたら故障原因ごとの対処法を知っておこう！ -かながわ水道職人 -神奈川県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

自宅のトイレにウォシュレットがついている方は、もしかしたら今までに異音を感じた経験があるかもしれません。もしウォシュレットから異音がすると感じたら、なんらかのトラブルが起きている可能性があります。

ただ、自分一人では異音がしていると判断しきれないため、家族など一緒に住んでいる人がいる場合は一度音を聞いてもらい、普段と様子が違うかどうか確認しましょう。自分は聞いたことがない音でも他の人が普段聞いている可能性もあります。

周りの人にも聞いてもらったうえで全員が聞いたことのない音だったら、どこかしらでトラブルが起きているかもしれないので対処する必要があります。

異音がする原因は本体の故障か、ほこりなどの汚れによるものが考えられるので、まずはなぜ異音がするのかを特定しましょう。

ウォシュレットから異音がする際、多くの場合は脱臭フィルターにほこりが溜まっているので、まずはフィルターの汚れを確認してみましょう。

多くのウォシュレットには脱臭機能が搭載されており、ファンで空気を吸い込んで吸い込み口にあるフィルターで臭いを除去し、排気口に吐き出す仕組みとなっています。

この脱臭フィルターにほこりが溜まると脱臭機能が低下するうえ異音が発生するので、汚れている場合は掃除が必要です。掃除する際は、ウォシュレットの電源を切って本体をトイレから外し、次に本体についているフィルターを外します。あとは歯ブラシなどを使って汚れを掃除し、本体にフィルターを付け直せば掃除完了です。

フィルター汚れは異音の原因として多いので、違和感があればまずは取り外してほこりが付着していないか確認してみましょう。

他にはノズルの動作音も異音が発生するポイントです。いつもと違う音だと感じたらチェックすることをおすすめします。仮にノズルから異音がした場合は、ノズルを動かしている部品が故障しているかもしれません。

ただ、ウォシュレット自体がまだ新しい製品であれば初期不良の可能性があるため、メーカーや購入したお店に問い合わせてみるとよいでしょう。一方、何年も使った古い型のウォシュレットは初期不良の扱いにならないので、プロの業者に修理してもらう必要があります。

素人が修理を行うのは難しく、むしろ状況を悪化させる可能性があるため、必ず不具合の際は知識と経験が豊富なプロに依頼しましょう。あまりにも古い場合は、修理よりも新しい製品へ交換する方がよいケースもあります。

ウォシュレットの寿命は、販売しているメーカーやその家庭の使い方・使用頻度によって異なりますが、一般的には約10年だといわれています。だいたいこのくらいの期間使い続けると、さまざまな不具合が見られるようになるので買い替え時です。

ウォシュレットの寿命が近づいている場合に見られる症状としては、ボタンを押しても機能が正常に作動しない・便座がなかなか温まらない、もしくはまったく温まらない・ノズルから温水が出てこない・ノズル自体が出てこないなどの症状が挙げられます。

長年使い続けていると、もともと搭載されている機能が正常に作動しなくなる、場合によっては反応すらしなくなることもあり、最終的にはウォシュレットとしての役目を果たさなくなります。

ただ、反応しないからといってすぐ寿命だと決めつけるのではなく、不具合を感じたら一度コンセントにちゃんと電源が挿さっているかを確認しましょう。挿さっているにもかかわらず正常に作動しない場合は、寿命がきていると判断できます。

また、長年の使用によって本体の変色や汚れが気になる場合も買い替え時です。長く使い続けていると経年劣化は避けられませんし、本体に付着した臭いもとれなくなるので、気になる場合はウォシュレットの交換を検討しましょう。

その家庭の使い方や使用頻度によってどれだけの期間ウォシュレットを使い続けられるかは変わってきますが、一般的には10年が目安だといわれているので、交換を検討する際の参考にしてみてください。しかし、10年という年数はあくまで目安です。

問題なく使えているうちは無理に買い替える必要はありません。逆に10年も経っていないのに不調が見られるといった場合は、メーカーやプロの業者に相談することをおすすめします。

状態を見たうえで、修理すれば問題なく使えるのか・新しい製品に買い替えた方がいいのかを教えてくれるでしょう。

ウォシュレットは年々進化しており、最新のものには昔では考えられなかった機能がついています。多くの人が思い浮かべる一般的なウォシュレットの機能は、洗浄機能・水勢調節機能・温風乾燥機能・便座開閉機能・ノズル洗浄機能などですが、今ではさらに多くの機能を搭載したウォシュレットが販売されており、購入する際の選択肢の幅もかなり広いです。

ここで便利な機能をざっと挙げると、使うたびに便座を温めて温水を作る機能・座る前にミストで便器を湿らせて手入れを楽にする機能・気泡を含んだシャワーが出る機能・通常の脱臭からおよそ2倍の吸い込み量に自動で切り替わる機能・自動で節電してくれる機能・複数の中から好きな洗い心地が選べる機能・トイレへの入室を検知すると自動で脱臭が始まる機能・水流で強弱の刺激を与えるリズム洗浄機能・広い範囲を満遍なく洗えるムーブ機能・ウォシュレット本体をワンタッチで外せる機能などが存在します。

以上の機能以外にも、利用者が快適にウォシュレットを使い続けられる便利な機能が多く存在するため、自宅のウォシュレットに寿命がきている方は、最新のものに変えると性能の違いに驚くでしょう。

どこのメーカーも日々試行錯誤し、どんどん新しい機能を搭載した製品が出てきているので、気になった方は各メーカーが提供する最新のウォシュレットをチェックしてみてください。自分の使いたい機能が搭載されたウォシュレットを自宅のトイレに設置すれば、それだけでも生活の質が上がり、トイレにいる時間が快適になります。

また、用を足す際に活用できる機能だけでなく、ワンタッチで本体を取り外せる機能など、掃除を行う際に活用できる機能を搭載した製品も存在するので、キレイ好きな方などは掃除のしやすさで選ぶのもありですね。

脱臭フィルターにほこりなどが付着するとウォシュレットから異音がする原因になるので、違和感があればまずは脱臭フィルターを確認し、汚れている場合は歯ブラシなどを使ってキレイに掃除すると異音の問題を解決できることもあります。

脱臭フィルターが汚れていない場合は、ウォシュレットが故障している可能性があるため、メーカーやプロの業者に相談してみましょう。

ただ、ウォシュレットは年々進化しており、便利な機能が多く搭載された製品が販売されているので、10年以上使用したウォシュレットが故障した際は、最新のものに買い替えることをおすすめします。